0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
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AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法
その21 〜AIR DrumSynth編~|初心者でもわかる 解説
今回はAKAI Professional MPC ONEのプラグイン音源【AIR DrumSynth】の基本的な解説です。
【AIR DrumSynth】はMPC 2.9より追加されたモデリングドラム音源です。
AIR DrumSynthは各音源、もしくは【DrumSynth:Multi】ですべてのドラム音源を使用することが可能です。
【DrumSynth:Multi】は8つのパッドを使ってDrumsynthを鳴らします。
各ドラムシンセは3ページ使ってエディットします。
1ページ目:モデリングドラムのエディット
2ページ目:Trans / Distエフェクト
3ページ目:EQ / Compエフェクト
さらに全体で
SEND:Delay、Diffuser、Reverbのエディット
MIXER:8つのDrumsynthのミキシング / 各エフェクトのオンオフ / センドのコントロール
という流れでドラムサウンドを鳴らします。
〔Model〕
エミュレートされるドラムサウンドの種類を選択します。
〔One-Shot〕
トリガー時に全体を再生します。
〔Velocity〕
入力されるベロシティの量。0 に設定するとすべての音がフルレベルであるかのように鳴ります。
〔Velocity 2〕
パラメーターをコントロールするための追加のベロシティエンベロープの量を調整します。
〔Target〕
ベロシティ 2 の情報を送信するパラメーターを選択します。
〔Gain〕
ドラム音の音量レベルを調整します。
〔Parameter Knobs〕
最大8 つのパラメーターを使いサウンドをさらに形づくります。使用可能なパラメーターはドラムの〔MODEL〕のタイプに応じて異なります。各ドラムサウンドを8つのノブでパラメーターを調整します。
【FX】は2ページ目以降の〔Transient〕〔Distortion〕〔EQ〕〔Compressor〕のオン / オフをします。
【Trans/Dist】のセクションではトランジェントとディストーションエフェクトの設定を調整します。
【Transient】
〔Transient Attack〕
適用するトランジェントアタック量を調整します。
〔Shape〕
トランジェントの形状を調整します。
〔Sustain〕
トランジェント効果からサスティーンエンベロープを引いた、または加えた割合をコントロールします。
【Distortion】
〔Distortion Pre-Shape〕
インプットシグナルのプリディストーションのハイエンドトーンを調整します。
〔Drive〕
適用されるドライブ量をコントロールします。
〔Threshold〕
ディストーションを適用するシグナルレベルをコントロールします。〔High Cut〕
ディストーションシグナルのハイカットフィルターの中心周波数をコントロールします。
〔Mix〕
ディストーションエフェクトのWet/Dry量をコントロールします。
【EQ/Comp】セクションではEQ と Compressor エフェクトの設定を調整します。
【EQ】
〔High Freq High〕
EQ バンドの中心周波数 1.20 – 20.0 kHz
〔High Gain High EQ〕
バンドに適用するゲインの量 Cut、 -12.0 – 0 – +12.0 dB
〔High Mid Freq High Mid EQ〕
バンドの中心周波数 120 Hz – 16.0 kHz
〔High Mid Q High Mid〕
EQ バンドの幅 0.40–10.00
〔High Mid Gain High Mid〕
EQ バンドに適用するゲインの量 -18.0 – 0 – +18.0 dB
〔Low Mid Freq Low Mid〕
EQ バンドの中心周波数 40.0 Hz – 8.00 kHz
〔Low Mid Q Low Mid〕
EQバンドの幅 0.40–10.00
〔Low Mid Gain Low Mid〕
EQ バンドに適用するゲインの量 -18.0 – 0 – +18.0 dB
〔Low Freq Low〕
EQ バンドの中心周波数 20.0 Hz – 1.00 kHz
〔Low Gain Low〕
EQ の帯域に適用されるゲインの量
【Compressor】
〔Ratio〕
適用されるコンプレッション量 をコントロールします。
〔Attack〕
コンプレッサーを適用する時間の長さをコントロールします。
〔Threshold〕
コンプレッサーが適用されるシグナルレベルをコントロールします。
〔Output〕
コンプレッションされたシグナルの追加出力ゲイン量をコントロールします。
【Send FX】セクションではてDelay、Diffuser、Reverb の設定をコントロールします。
【Delay】
ドライシグナルとディレイシグナル間の時間の長さをコントロールします。
〔Ratio〕
Left または Right ステレオフィールドのディレイタイムを減少:オフセッ
トやパンされたディレイを作成するのに便利
〔Feedback〕
ディレイラインにフィードバックされるディレイシグナル量をコントロールします。
〔Filter Freq〕
フィルタリングされたディレイシグナルの中心周波数を設定します。
〔Reso〕
フィードバックシグナルのレゾナンス量をコントロールします。
〔Reso Freq〕
フィードバックレゾナンスの中心周波数をコントロールします。
【Diffuser】
〔Delay〕
ドライシグナルとディフュージョンシグナル間のディレイタイムをコントロールします。
〔Feedback〕
ディフュージョンシグナルをディレイラインに送り返す量をコントロールします。
〔Diffusion〕
リバーブの残響反射密度の割合をコントロールします。:低設定では個々の反射音の音がより存在感を増し、高設定では反射がより均一になる。
〔Bright〕
ディフュージョンシグナルのハイエンドトーンをコントロールします。
【Reverb】
〔Mode〕
Hall、 Stadium、Room、 Abstractのリバーブの種類を選択します。
〔Time〕
〔Low Cut〕
リバーブ・ローパスフィルターの中心周波数をコントロールします。
〔High Cut〕
リバーブ・ハイパスフィルターの中心周波数をコントロールします。
【Mixer】
各DrumSynthの音量と定位をコントロールします。
【FX 】
各DrumSynthのエフェクトのオン / オフします。
【Sends】
各DrumSynthのセンドエフェクトの量をコントロールします。
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その21 〜AIR DrumSynth編~|初心者でもわかる 解説
「MPCといえばサンプリングドラム!」ですが
AIR DrumSynthはモデリングなのでサウンドの変化が豊かです。
オートメーションやMIDIコントローラーと併せて使ったらかなり複雑で面白いサウンドをならせるんじゃないかと思います(^^)
モデリングはサンプリングとはまた違った良さがあるので単体で使ってもいいし、サンプリングのサウンドと組み合わせてもいいですね^^
AIRさんのプラグインって基本的に扱いやすくて質高いですよね♪
サンプリングのドラムサウンドも好きですがシンセドラムはサウンドの変化が豊かなので楽しいですね。
今回動画作成にあたってAIR DrumSynthをちゃんと使ったのはじめてだったのですが、くりっぱーかなり気に入ったのでこれから使っていきたいですね!
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ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^