0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
AKAI Professional MPC ONEのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法
今回はAKAI Professional MPC ONEのプラグイン音源【AIR Hype】の基本的な操作の解説です。
【AIR Hype】プラグインはMPC 2.10以降で使用可能なアナログモデリング、FM、ウェーヴテーブル、サンプリング(PCM)の多彩なオシレーターを扱うシンセサイザーです。
これまで取り上げたAIR Bassline、AIR Tubesynthがアナログモデリングのシンセサイザーだったのでまたキャラクターが違います。
【AIR Hype】はアナログモデリング、FM、ウェーヴテーブル、サンプリング(PCM)を単体、またはデュアルオシレーターとして使用可能です。
オシレーターがいくつもあって一見難しそうなイメージですが
【Macros】で6つに完結にまとめられていてQ-LINKのつまみで直感的にコントロール可能です。オシレーター以降は通常のアナログシンセサイザーのサウンドメイクと同じなのでシンプルかつ多彩なサウンドメイクが可能です。
【FILTER / AMP】
FILTER / AMPのコントロール、各エンベロープのコントロール
【EFFECTS 1】
LFO / MOD / DISTROTION / HYPEのコントロール
【EFFECTS 2】
DELAY / REVERB / COMPRESSOR / PUMPERのコントロール
【SETUP】
5つのセクションでサウンドメイクをします。
また、画面右側にはつねにエフェクトの表示が出ているのでどのモードでもエフェクトのオン / オフの切り替えが可能です。
【Analog】
【FM】
【Sample】
のシングルオシレーターと
【Analog】【FM】【Wavetable】【Sample】をそれぞれ組み合わせたデュアルオシレーターの使用が可能です。
オシレーターのパラメーターはデュアルオシレーターのミックスなのでシングルオシレーターの時は無効(×向こう(^^;)です。
〔Osc〕
オシレーターの選択をします。
可変式ではなく切り替え式です。
〔Detune、Pitch、Syncなど〕
〔Osc〕の選択によってパラメーターが変わります。
〔Osc 2 Vol〕
Osc 2の音量をコントロールします。
〔Osc 2 Pitch〕
Osc 2の音程をコントロールします。
〔Detune〕
Osc 2のセント単位の音程をコントロールします。
〔Osc〕
〔FM Mod〕
〔Mod Level〕
〔Mod Decay〕
FMの変調の減衰をコントロールします。
〔Tune〕
〔Osc〕
ウェーヴテーブルオシレーターの選択をします。
ダブルタップするとリストから選択可能です。
〔Tab Pos〕
ウェーヴテーブルオシレーターのポジション(再生位置)をコントロールします。
〔Env Sweep〕
ポジション(再生位置)の時間的変化(減衰)をコントロールします。
〔Num Vol〕
〔Detune〕
音程をずらしてサウンドに厚みをつけます。
〔Osc〕
サンプルオシレーターの選択をします。
ダブルタップするとリストから選択可能です。
〔Fomant〕
サンプルの周波数特性をコントロールします。
〔Wave Start〕
サンプルの再生開始位置をコントロールします。
〔Bend〕
サンプルオシレーターのピッチをベンド(捻じ曲げる)量をコントロールします。
〔Bend Speed〕
ベンドのはやさをコントロールします。
AIR Hypeはシングルオシレーターのほか、【Analog】【FM】【Wavetable】【Sample】をそれぞれ組み合わせたデュアルオシレーターの使用が可能です。
デュアルオシレーターの使用時は〔Osc Mix〕で各オシレーターのミックス比をコントロールします。
デュアルオシレーターの使用時〔Osc 2〕でサンプルを選択する場合はリストから選択できないみたいですね。
AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法
シンセサイザーのおいてオシレーターの部分は最重要なパラメーターですが
「6 つのコントロールは各プリセットに対応」
…としか書いてなかったので(^^;
自分なりに深堀りしてみました笑
6つのパラメーター(うち1つはオシレーターミックスなので実質5つ)だけでクラシックなシンセサウンドから現代的なサウンドまで多彩な波形を生み出せるのでいじってて楽しいです♪
本来複雑でパラメーターの多いFMやウェーヴテーブルもシンプルにアナログシンセ感覚で扱えるのもいいですね^^
良い意味でざっくりしてて個人的にはArturiaさんのMicroFreakに通じるものがあると思いました。
個人的にAIRさんというとくりっぱーはXpand!2をDTMの作曲時に愛用しているのですがAIR HYPEはピアノとかストリングス、ブラスなどのPCM(サンプル)波形も扱えるのでその役割りを担ってくれそうな気もします^^
オシレーター以降は通常のアナログシンセサイザーの音作りと変わらないのでかなりシンプルにシンセサイズ可能です。
次回はオシレーター以降のシンセサイズの解説をします。
AKAI Professional MPC ONE くりっぱーチャンネル再生リスト
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