0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
今回は2022年にくりっぱーがMNG(マイニューギア)した
ハードウェアのまとめ編的な内容です。
KORG volca FM くりっぱーチャンネル 再生リスト
KORGさんの人気のvolcaシリーズの volca FMは2016年に発売された3ボイスのポリフォニックFM音源でサイズはvolcaですが6オペレーター32アルゴリズムで本格的なFMシンセシスが可能です。
FMシンセサイザーの金字塔YAMAHA DX7の音色フォーマットのSYS-EX/SYXファイルを取り込んで活用することも可能です。
本家YAMAHAさんのreface DXが4オペレーター12アルゴリズム、DX7との互換なしというよくわからん感じです(^^;
とはいえreface DX自体のサウンドもいいですし、新しいFM音源を提示してる感じですね。
モジュレーターとキャリアーのATTACK / DECAYのつまみがあってリアルタイムにコントロールできるので直感的なコントロールも可能です。
アナログに比べてパラメーターも多い複雑なFM音源をvolcaのワークフローに落とし込んだKORGさんの企業努力はすごいと思います!
FM音源って狙った音作るの難しいけど遊んでるとクリティカルなサウンドできるんだよね笑
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2022年1月18日
ハードだとなおさら楽しい♪^^
#KORG#volca#fm pic.twitter.com/oQQg35YCHi
…そして今年このvolca FMは第二世代が発売されました。
・3音ポリ→6音ポリ
・リバーブの追加
・USBの追加
かなり良い感じの仕様になってます!やはり6音発音できるのはかなりアドバンテージ高いですね!
オンラインエディターもあるらしいのでかなり本格的にFMシンセシスの音作りができそうです。
…volca FM買うのもうちょっとあとだったらこっち買ってたのにっ!笑
くりっぱー的にも欲しい気がしますが、、、せっかくFM音源買うならopsix欲しいですね。
アシッドシンセサイザーの金字塔、TB-303の改造版Devil Fishをクローン化したTD-3-MO
こちらはBehringerさんのTB-303のクローン機TD-3をベースにモデファイした感じです。
TD-3-MOって再現度の高い優秀なクローンだけど CV使うとTBでも Devil Fishでも出せないサウンドが出せるのはもっと評価されるべき😎
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2022年10月4日
特にニュートロンとの組み合わせは最&高😊#Behringer#Neutron#TD3MO pic.twitter.com/R5fkP0Fu06
TB / Devil Fishの再現はもちろん、BehringerさんならではのCVの機能とかも使えてTB / Devil Fishでは出せないサウンドも出せて楽しいです^^
アシッドシンセサイザーの絶対的正義なので今後も使っていきたいですね!
Roland AIRA MC-101 くりっぱーチャンネル 再生リスト
シンセ、リズムマシン、サンプラー、ルーパーを統合した現代のグルーヴボックスMC-101
MIDIやサンプルのトラック、オーディオルーパーを【CLIP】として扱って自由に組み合わせることによってリアルタイムのシーケンスやオーディオの演奏が可能です。
こちらのMC-101は上位機種のMC-707にくらべてコンパクトな分、物理的な入出力やスライダーやつまみの数のトラックが半分の4パートという以外は基本的な機能はほぼ同等だそうです。
グルボのオリジネーターのRolandさんだけあってこのサイズでめちゃくちゃ多機能かつ高機能です。
内蔵サウンドはRolandさんらしい上品なサウンドってイメージですね。
往年の90年代のPCMサウンドから現代的なサウンドまでかなりのサウンドを網羅してます。
ドラムのサウンドもけっこう入ってるし、TR式の入力でサクッと打ち込めるのもいいですね^^
昨日のキューベーから抽出したMIDIをmc-101に入れてとりあえずは本体のみで鳴らし♪
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2022年11月6日
大昔に作った曲を今の環境で鳴らすの楽しいな😊#Roland#mc101 pic.twitter.com/6MYBw4aoDR
MIDIのトラックは1つのクリップにつき最大128ステップでSMF(スタンダードMIDIファイル)も読み込めるので自分の過去曲をSMF化して読み込ませたり、フレーズをストックしておくことも可能です♪
ファームウェアのアップデートも頻繁におこなわれていてさまざまな機能が追加されています。ver.1.8の【PARTIAL】機能ではmc-101本体のみでもかなり本格的なシンセサイズが可能になりました。
このサイズでかなり多機能なので操作は直感的とはいえませんが(^^;
シンセサイザーとして特別難しいわけではないので「習うより慣れろ」ですね。
4パートの音源としても、シーケンサーとして外部の音源を鳴らすことも可能ですし、可搬性もめちゃくちゃ高いし仕込みをすればかなり化けてくれるマシンだと思います!
KORG wavestateとともに現在のくりっぱーのマシンライブのツートップですね。
KORGさんのシンセって海外製品みたいなブッ飛んだ要素があって楽しいけど、Rolandさんの製品って「ザ・国産」って感じでとても丁寧に作られてる印象を感じますね。
一台でも十分使えますし、MIDI外部でつないだ外部マシンを鳴らすことも可能でかなり使い勝手が良いです!
シーケンスのランダマイズがお気に入り^^
wavestateとか他のシンセで無茶してもMC-101がすべて受け止めてくれる感じです笑
とくにwavestateと外観 / 設計がほぼ同じです。
wavestateとの違いはオシレーターが2基のウェーヴテーブル音源+サンプルのPCM音源なのと
XYコントロールを発展させた【KAOSS PHYSICS】
wavestateの「ウェーヴシーケンシング 2.0」に対してmodwaveは「モーションシーケンシング 2.0」を搭載しています。
基本的な造りはwavestateと同じですが操作性は若干こちらの方がブラッシュアップされて使いやすくなっています。
たまに違いを聞かれるんですがwavestateが波形を入れ替える感じでサンプラー的な要素もある感じでmodwaveは波形の形を変えるシンセ的な感じかなぁ。
ホントこの2つのシンセサイザーは「似て非なるもの」なので説明難しいですね(^^;
XYコントロールを発展させた【KAOSS PHYSICS】は球体を転がして各パラメーターを変化させるっていうKORGさんらしい遊び心があって楽しいですね^^
AKAI Professional MPC ONE くりっぱーチャンネル再生リスト
パッド+サンプラー+シーケンサーで根強い人気のMPCシリーズの現代のエントリーモデルのMPC ONE
今年はサンプラー買おうと思ってついに購入しました。
サンプリング、シーケンス、プラグインシンセ / エフェクトなど
めちゃくちゃ多機能ですが
かなり多機能なうえにひとつの機能を使うのに何通りかやり方があったりして困惑する要素が多く、ワークフローがなかなか理解できなくて使い始めは困惑しました(^^;
その昔MPC1000で挫折したこともあったので苦手意識が強く…ぶっちゃけ最初は何度も挫折しかけました笑
最初苦労しましたが、使い方わかってくると楽しいですね笑
パッドを使ってドラムサウンドはもちろん、作曲支援機能がめっちゃ充実してて【PAD PERFORM】機能でパッド叩くだけでイイ感じのコード進行鳴らせたり、【ARPEGGIATOR】でさまざまなパターンを鳴らしたり、ベースやメロディをランダマイズで自動生成すればすぐに曲作れちゃいます♪
楽器や音楽理論知らなくてもパッド叩いて音楽できるのがMPCの強みですね!
くりっぱーは基本シンセ+打ち込み野郎なのでMPCのサンプリング+パッドを使った演奏+打ち込みはいままでの打ち込みとはまた違って新鮮です^^
一通り使えるようにはなったし、個人的にやりたかったスライスしたサンプルをランダム再生するというテクニックもできたし、MPC-1000で挫折したリベンジはできたかな笑
外部シンセのエフェクターとしても使えるのはうれしいですね^^
くりっぱーがよく使ってきたKORGさんやRolandさんとはまた違ったMPCは独自の発展をしたハードウェアなのでやっぱりMPCはMPCでしかないと思いました。
スペック的に上位機種とは違いますが機能はほぼ一緒でサンプリング、シーケンス、プラグインシンセ / エフェクターを高次元で融合したかなりの多機能なマシンなので使いこなせればかなり強力なマシンだと思います。
「本体のみでフィンガードラムのスタイル!」とかならそうでもないかもですが、マシンライブを視野に入れてるならMIDIコントローラーはマストですね!
高機能 / 多機能で10万以下っていままでのMPCシリーズではめっちゃコスパはめっちゃ高いけど、DAWを一台買うみたいな感じなので新規で購入される方は…覚悟して挑んでください笑
おぼえることは多いけどポテンシャルはめっちゃ高いです。
来年以降本格的に使っていけたらなと思います!
昨年お借りして動画を作らせていただいた
4パート×64ステップのシーケンサー【SQ-64】
ステップシーケンサーというとモノフォニック(単音)の製品が多いですがSQ-64は8音のポリフォニックのステップシーケンスも可能です。
さらにスケール機能がついているので音楽的な演奏もかんたんにできます。
…2022年10月についにver.2.0にアップデートしてタイミングのクォンタイズにも対応しました!!!!!ありがとうKORGさんっ!
シンプルに2CV / MIDI / USBコントロール可能だし、ランダマイズも可能です。シーケンサーとしてめちゃくちゃ面白いです。
見た目地味ですが笑コンパクトですし、将来的にモジュラーシンセ導入しても使えますしね。
動画作らせてもらって、いつかは自分でもMNGしようと思ってましたが、たまたま安く売ってたの発見したので捕獲しておきました笑
タイミングのクォンタイズ機能も付いたしこれから使うのが楽しみです!
…ただ使い方忘れちゃったから動画見て復習しないと(^^;
Arturia MiniFreak くりっぱーチャンネル再生リスト
MiniFreakはエクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザーMicroFreak
の上位機種にあたるシンセサイザーです。
MicroFreakはサイズ感やタッチキーボードなど良い意味でおもちゃ的な感じでしたがMiniFreakは
Spontaneous Algorithmic Synthesizer
(自発的アルゴリズミック・シンセサイザー)
というコンセプトで多彩なデジタルオシーレーター、3系統のデジタルエフェクト、パワーアップしたモジュレーションなどより本格的なシンセサイザーに進化しました!
プラグイン版のMiniFreak Vもハードウェアのワークフローはそのままにソフトウェアならではの視認性 / 利便性を実現していて使い勝手がめっちゃよいです^^
(現在MiniFreak Vのライセンスはハードウェア購入者のみ)
…まさかのSHIFTボタンが効かないというアクシデントがありましたが(泣)
販売店さん、メーカーさんがすぐに対応していただき新品の代替品を送ってもらえました!
MicroFreakにあったウェーヴテーブルのオシレーターがないのが意外でしたが(^^;
MicroFreakがそうだったようにアップデートで多彩な機能やオシレーターが追加されたのでMiniFreakもそうなって欲しいと楽しみにしてます。
来年以降ガンガン使っていきたいと思います^^
・KORG volca FM
・Behringer TD-3-MO
・Roland MC-101
・KORG modwave
・AKAI Professional MPC ONE
・KORG SQ-64
・Arturia MiniFreak
昨年のMNGしたマシンに比べるとRoland MC-101 / AKAI Professional MPC ONEサンプラー系が入ってます。
今年はプラグインシンセ買ってないな笑
というかDAWでのシンセ系はいまので十分間に合ってますね。
相変わらずコロナの影響でライブ活動はやりにくい状況ではありますが、
今年はいくつかひさびさにライブが出来てよかったです^^
マシンライブ自宅ではいろいろ使っていこうと思ってますが外で演る場合しばらくは
・KORG wavestate
・Roland MC-101 or AKAI Professional MPC ONE
・Behringer Neutron or Behringer TD-3-MO
・ASM HYDRASYNTH or Arturia MiniFreak or Arturia MicroFreak
を核にしてやっていきたいなイメージですねー。
mc-101とMPCは状況によって使い分ける感じか共存させるのかって感じですね。
基本MPCのがハイスペックだけどmc-101は小回り効くんだよなー。
くりっぱーの代名詞(?)パルックことZOOM ARQ-96はリングコントローラーの不具合多いし、サポートもそろそろ終わるし、代替機もないのでそろそろ新しいパフォーマンス考えないとなーとか思ってます。
パルック大好きなんだけどなぁ。
アクション性の高いギター / ベースを導入するか、モジュラーデビューするか…。
ここ数年の世界情勢的に圧倒的な半導体不足、円安、物価高などわれわれ庶民にとってかなり痛手の時期ですね。メーカーさんもかなり大変な思いで開発されてると思います。
みんながもっとシンセや音楽を気軽に楽しめる世の中になることを願うばかりです。
2022年もいろいろありましたが、当ブログの閲覧とくりっぱーチャンネルのご視聴、いいね、コメント等まことにありがとうございました!m(_ _)m
引き続き、2023年もくりっぱーやみなさまのシンセライフが豊かになるようなコンテンツの制作をしていけたらと思っています^^
来年も宜しくお願い致します。
それではみなさま良いお年を☆
ではまた次回!
見にきていただけるとうれしいです^^