0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
Arturia MiniFreak (アートリア ミニフリーク)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法
その2 〜MiniFreak V編~|初心者でもわかる 解説
※2023年1月18日追記
ハードウェアのArturia MiniFreakをプラグインで完全互換 / 再現したMiniFreak Vも単体のプラグインとして購入できるようになりました!
今回はArturia MiniFreakのプラグイン版のMiniFreak Vの基本的な操作の解説です。
動画の2回目から各機能の解説を…と思っていましたが、
MiniFreakの日本語マニュアルがまだないのと、プラグイン版を使うことによってMiniFreakの全体像を把握しやすいと思ったので急遽、プラグイン版のMiniFreak Vの解説をすることにしました。
ソフトの方が情報量多いし、ハードだと見えないところも見えたりするのでソフト版で理解すればハードもより使いやすくなると思いました。
MiniFreakは購入すると、もれなくプラグイン版のMiniFreak Vのライセンスも付いてきます!
本体に同梱されているコードをArturiaさんのサイトで入力するとArturia Software Centerでダウンロード&インストール可能になります。
MiniFreak Vは3つのモードでコントロールします。
【Home】
おもにオシレーター、フィルター、エフェクトのかんたんなコントロールをします。
【Advanced】
MiniFreakのメインのシンセサイズのモードです。
【Sequencer】
MiniFreak Vも他のArturiaさんのソフトウェアと同様にプリセットブラウザー機能で目的のプリセットをすばやく探すことが可能です。
MiniFreak Vではオシレーターの〔Type〕が一覧表示されるのでとてもわかりやすいです。
【OSCILLATOR 1 / 2】は全く同じではなくて【OSCILLATOR 2】にはオシレーター1を変調するオシレーターもあります。
よりマニアックなオシレーター変調が可能です。
【FILTER】はハードウェアを使うのとほぼ同じ感覚ですね。
【FX】
各エフェクトのプリセットもすぐに出せるので扱いやすいです。
〔Delay〕〔Reverb〕はInsert / Sendでエフェクトのかけ方を選択可能です。
【CHORD / SCALE】もつねに表示されているのですぐに使うことが可能です。
【CHORD】
オンにするとワンノートでコードを鳴らすことが可能です。
エディットの仕方はマニュアル翻訳してみたけどよくわからなかったです(^^;
【SCALE】ではのルートキー、スケールの選択の他、ユーザースケールを作成することも可能です。
【VOICES】では発音の設定をします。
〔Mode〕
Mono / Unison / Poly / Paraの発音の仕方を選択します。
〔Hold〕
ノートオンを持続させてオフにするまで音が鳴り続けます。
〔Glide〕
音程の変化を遅らせて演奏にうねりをつけるポルタメント効果を得ることが可能です。
レンチマークをクリックすると各Modeの設定をすることが可能です。
超低周波で各パラメーターを変調する【LFO】は2つともつねに表示されているので扱いやすいです。
【CYCLING ENVELOPE】
【ENVELOPE】
定番のADSR方式(Attack / Decay / Sustain / Release)でサウンドの時間的変化をコントロールします。
【WHEELS / MACRO / SEQ】
ピッチベンド&モジュレーション、MACRO1&2、GATE&SPICE機能を切り替えて使います。
【MACRO】
4つの任意のパラメーターを同時にコントロール可能なマクロコントロールを設定します。
【MATRIX】
内部パッチングでさまざまなわりあてをして変調可能です。
【LFO SHAPER】
LFO波形を作成可能です。最近のArturiaさんの定番のFUNCTION機能っぽい感じですね。
【LFO SHAPER】で作成した波形は【LFO】【Wave】のいちばん最後にあります。
SEQUENCER【MODE】〔Arp〕
おさえたノートをさまざまな順番で鳴らします。
ハードウェアと同じように各パネルをオンにしてコントロールします。
【SPICE & DICE】
〔Gate〕
ノートの長さをコントロールします。
〔SPICE〕〔DICE〕
〔DICE〕を押している間、シーケンスに変化を付けます。
【TEMPO】
〔Swing〕
演奏のリズムを前後させて演奏にノリを出します。
〔Time Div〕
【MODE】〔Seq〕でシーケンサーはピアノロール風に視覚的に打ち込むことが可能です。
左クリックでノートを配置して右クリックで任意のノートを削除します。
動画ではテキトーに打ち込んでいますが(^^;狙ったシーケンスも作りやすいですね。
スケール機能でクォンタイズすれば…なんかイイ感じになっちゃいます笑
各パラメーターをステップごとに記録して再生するいわゆるモーションシーケンス機能も4つまで使用可能です。
マクロやマトリクスと組み合わせればかなり複雑なシーケンスが使用可能ですね!
MiniFreak VはArturiaさんの他のソフトウェアと同様に右上の歯車マークをクリックして各種の設定をおこないます。
【Setting】
MIDI、シンク、オーディオの設定をします。
【MIDI】
MiniFreak VのパラメーターのMIDIのわりあてをします。
〔Learn〕をクリックしてコントロールしたいパラメーターをクリックして任意のコントローラーを動かせばわりあて可能です。
〔Learn〕モードを解除して設定完了です。
【Tutorials】
MiniFreakの基本的な使い方をレクチャーしてくれます。
※サウンドはリセットされるので注意です!
Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法
その2 〜MiniFreak V編~|初心者でもわかる 解説
今回急遽プラグインのMiniFreak Vの動画作ったのはくりっぱー自身がハードを少し触ってプラグイン版を使ってみてかなり気づきが多く、ハードウェアを使うにあたっても全体を理解することによってやりやすくなると思ったからです。
ソフトウェア / ハードウェア両方開発してるArtuiaさんだけあって違和感感じなく使うことができる印象です。
・ハードウェアならハードウェアのフィジカルなコントロールの良さ
・ソフトウェアならソフトウェアの視認性 / 利便性の良さ
それぞれ出てる感じですね!^^
プラグインでもMIDIの設定次第でハードウェアとはまた別の自由なコントロールを設定することも可能です。
サウンドも、もともとデジタルオシレーターなのでハードでもソフトでも遜色ない感じですね!
ミニフリプラグインで曲ぽい何かを作ってる。
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2022年12月18日
ハードはハードで楽しいけどプラグインは単純に複数立ち上げられるのとオートメーションでコントロールできるのがいいね😃
一粒で2度おいしいシンセ😎#Arturia#MiniFreak pic.twitter.com/EsVsU55ly1
ソフトウェアは単純に複数立ち上げて使うことができますし、オートメーションで細かくコントロールすることも可能です。
DAWの制作では積極的に使っていきたいと思いました!
今回プラグイン版のMiniFreak Vを一通り使ってみてハードウェアのMiniFreakをもっと使ってみたくなりましたね^^
Arturia MiniFreak くりっぱーチャンネル再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^