0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
Nataive InstrumentsのソフトウェアサンプラーKONTAKTの拡張音源
HEAVYOCITY DAMAGE 2
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
なかなか値引きしないHEAVYOCITYさんですが、2023年7月5日までセール中です!
今回はHEAVYOCITY DAMAGE 2の
【Ensemble Designer】の基本的な操作の解説です。
HEAVYOCITY DAMAGE 2はNataive InstrumentsのソフトウェアサンプラーKONTAKTの拡張ライブラリ音源です。
HEAVYOCITYはTV番組、CM、ゲーム音楽のプロのコンポーザー&サウンドデザイナーとして活躍した長年の経験を活かし即戦力となる世界トップクラスのサウンドを提供すべく結成されたアメリカのデベロッパーで即戦力かつハイクオリティなサウンドが特徴です。
基本ループベースのサウンドですが、BPMに追従してくれるのでかなり幅広い使い方が可能です。
DAMAGE 2の前身、HEAVYOCITY DAMAGEは単品での購入の他現代のDTMer定番バンドル・Naitve Instruments社のNI KOMPLETEにバンドルされているので使われてる方も多いと思います。
シネマティック、インダストリアル、エレクトロニックなパーカッシヴなループやサウンドは制作の強い味方になってくれます。
基本的には鍵盤に並べられたループやサウンドを鳴らすというシンプルなソフトです。
DAMAGEではシンプルに鍵盤にループが割り当てられてる感じでしたが
DAMAGE 2ではより細かい設定が可能になり自由度が上がりました。
HEAVYOCITY DAMAGE 2おもな特徴
・伝説のスカイウォーカーサウンドで録音された究極のエピックパーカッションツールキット
・巨大なドラムから顔を溶かすダメージを受けた要素、刺激的なループまで、1600のユニークなソースとアンサンブル
・3つのInstrumentsが3つの次世代ワークフローを提供:Ensemble Designer、Kit Designer、およびLoop Designer
・前例のないMIDIパフォーマンスツールを使用して、真にリアルなクレッシェンド、スウェル、繁栄などを作成します
・HeavyocityのシグネチャーであるDAMAGEDサウンドデザインを特徴とする、20のカテゴリーにわたって配信される200以上のスナップショット
DAMAGE 2を使うにはNative Instruments KONTAKTもしくは無料のKONTAKT PLAYER (version 6.7.1 以降)が必要です。
KONTAKT PLAYERのダウンロードはこちら↓
NI KOMPLETEやKOTAKTの最新版を持っていなくてもKONTAKT PLAYER自体は無償版なのでKONTAKTを持ってないユーザーでも使うことができます。
旧DAMAGEではループベースの【Rhythmic Suites】とワンショットの【Percussion Kits】でそれぞれライブラリを読み込んで鳴らすという感じでしたが
HEAVYOCITY DAMAGE 2では3つのDesignerでライブラリを読み込んでサウンドを鳴らします。
【Ensemble Designer】
各パーカッションを読み込んでステージ上に自由に配置に配置して鳴らせるモード
【Kit Designer】
MASHINEやMPCなどのパッドでの演奏向けの単音を鳴らすモード
【Loop Designer】
旧DAMAGEに近いテンポに同期したループを鳴らすモード
DAMAGE 2では組み合わさった複数のループを個別に鳴らすことが可能です。
DAMAGE 2では上部▽をクリックしてプリセットを読み込む感じです。
DAMAGE2の目玉機能ともいえるD2 Ensemble Designerでは【STAGE】【SOURCE】【SETTING】【MASTER FX】の4つのセクションでサウンドをコントロールします。
【STAGE】
選択したパーカッションの位置を3つのステージで前後左右に自由に配置可能です。
【SOURCE】
パーカッションのサウンドの読み込みをします。
【SETTING】
各パーカッションの設定や演奏方法などを設定します。
【MASTER FX】
マスターエフェクトとHEAVYOCITYさんおなじみの【PUNISH】のコントロールをします。
D2 Ensemble Designerでは【STAGE】では各パーカッションのサウンドをマウスで選択して前後左右自由に配置可能です。
なかなか強烈なサウンドが多いDAMAGEですが笑音を被らないようにしたり、遠近や立体感を出すことが可能です。
右の〔DRUM〕で各ドラムのサウンド
左の〔MIX〕で各ドラムのミックスをコントロールします。
D2 Ensemble Designerの【SOURCE】で各パーカッションサウンドのわりあてが可能です。〔AUTO〕をオンにすると選択したサウンドの試聴が可能です。
右の鍵盤のスロットにドラッグするだけでかんたんにわりあて可能です。
D2 Ensemble Designerでは【SETTING】では選択したキーの〔GLOBAL〕でベロシティなどの各設定、〔PRE-DRUM COTROL〕で各パーカッションのサウンドの設定をします。
〔PERFORMANCE〕では鍵盤を押さえたときのパーカッションの鳴り方を設定します。
〔CRESC〕
だんだん盛り上がって設定した音符で止まります。
〔SWELL〕
徐々に変化していく感じですかね??
〔FLAM〕
フラム奏法です。
〔ROLL〕
いわゆる連打奏法です。
〔REPEAT〕
RATEで指定した音符を繰り返し鳴らします。
モジュレーションホイールで強弱をコントロールしたり、タイム感やベロシティをランダム値をコントロールできるのでかなりリアルな演奏に設定することが可能です。
D2 Ensemble Designerの【MASTER FX】では
〔FILTER〕〔PUNISH〕〔EQ〕〔COMP〕〔SAT〕〔DELAY〕〔REVERB〕の7つのエフェクトを使用可能です。
単体のエフェクト製品としてもありますがDAMAGE 2では倍音を増幅させてサウンドを歪ませたり、太くするHEAVYOCITYさんおなじみの【PUNISH】が搭載されています。
〔Nightmare〕〔Hurt me plenty〕〔Gently now〕の
3つのモードから選べます。
値を上げると破壊的なサウンドになっていきます。
HEAVYOCITY DAMAGE 2はもともと一回の動画にするつもりでしたが、【Ensemble Designer】のボリュームが多くてそれだけで一回の動画になりました。
もともとDAMAGEはシネマティック、ゲーム、エピック、トレーラー系のイイ感じのカッコいいサウンドやループを手軽に扱えるという感じの音源でした。
DAMAGEはサウンド自体派手で個性強いしですし笑すでに完成されてる感もあるのでオリジナリティは出しにくいという面もありました。
今回の【Ensemble Designer】のパーカッションの配置から、サウンド、パフォーマンスを細かく設定するとオリジナリティのあるパーカッションサウンドやループを作れるなと思いました!
次回の動画では【Kit Designer】【Loop Designer】を使っています。
HEAVYOCITY DAMAGE くりっぱーチャンネル再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^