0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
ARTURIA ACID V
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今回はARTURIA ACID VのSEQ / ARPの基本的なな操作についての解説です。
前回も言いましたがアシッドシンセにおいてサウンドと同じくらい重要なのがシーケンスですがARTURIA ACID Vは最大64ステップのシーケンスを作成することが可能です。
ロック機能を使うとシーケンスはそのままにサウンドプログラムの変更が可能です。
ARTURIA ACID Vのシーケンスは保存、ドラッグ&ドロップでMIDIトラックに直接貼り付け、削除、複製が可能です。
ACID Vのシーケンスはオクターブ、ノート、SLIDE、ACCENT、VIBRATOをステップ上に配置していくだけでかんたんに作成可能です。
ARTURIA ACID Vではスケールの設定が可能です。
アシッドに特化したものから定番の音楽スケールまで選択可能です。
またCustomで自分でスケールの設定をすることも可能です。
〔Rate〕
シーケンスの音符を設定します。
〔Gate〕
音の長さを設定します。
〔Swing〕
リズムの前後のゆれを設定します。
〔Playback〕
通常再生 / 逆再生 / 通常＋逆再生 / ランダムのシーケンスの再生方法を選択します。
〔Step〕
ステップの数を設定します。
〔Shift〕
上下左右にステップの位置を動かします。
ARTURIA ACID Vのオリジナルの機能の〔Polymetric〕ではオクターブ、ノート、SLIDE、ACCENT、VIBRATOのステップ数を個別に設定することが可能です。
〔Reset〕では設定した小節を鳴らすとリセットされて最初のステップから再生されます。これによって規則的なシーケンスにすることが可能です。
【TRANSMUTATION】機能ではランダマイズにシーケンスを生成することが可能です。
〔Generate〕
ランダマイズの深さを設定します。
〔Density〕
値を上げるとランダマイズされるステップが増えます。
オクターブ、ノート、SLIDE、ACCENT、VIBRATOそれぞれ個別にランダマイズすることも可能です。
【ARP】では押さえたノートをさまざま順番で演奏します。
〔Order〕
押さえたノートを順番に鳴らします。
〔Reverse〕
押さえたノートを逆の順番に鳴らします。
〔Up〕
押さえたノートを低い音から高い音の順番で鳴らします。
〔Down〕
押さえたノートを高い音から低い音の順番で鳴らします。
〔Up & Down Inclusive〕
UpとDownを繰り返します。切りかえしの時の音は鳴らしません。
〔Up & Down Exclusive〕
UpとDownを繰り返します。切りかえしの時の音は鳴らします。
〔Random〕
押さえたノートをランダムに鳴らします。
ARTURIA ACID Vのアルペジエーターが他のシンセのアルペジエーターと違うところはオクターブ、スライド、アクセント、ビブラートはシーケンスで動作します。
【Seq】と同様にPolymetric機能やランダマイズも可能です。
TBスタイルのシーケンサーは思いつかないユニークなシーケンスを作成できるけど逆に狙ったフレーズを打ち込むのは面倒というイメージでした(^^;
ARTURIA ACID Vではソフトウェアならではの視認性、利便性を活かした設計がされているので狙ったフレーズも作りやすいし、操作も初見でも使えるくらいかんたんです。
またスケールの設定やランダマイズ、Polymetric機能など現代の音楽シーンにも対応できる機能も付いています。
ステップと融合したアルペジエーターも新鮮で面白いですね！
適当にドラムループと鳴らせばかんたんにアシッドテクノできちゃいます！^^
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