DTMとは(Desk Top Music)で主にパソコンを使って曲作りするって感じですかね。90年代にパソコンが音楽制作に普及していく時期によく用いられました。
DAW(Digital Audio Workstation)は2000年以降のDTMがさらに進化した現在のパソコンベースの音楽制作の総称です。
ドイツSteinberg社のソフト。
ソフト上でシンセサイザーやエフェクターを実現したVST(Virtual Studio Technology)っていう画期的な規格を提唱したのも同社でした。僕が最初にCubaseを選んだのもソフトシンセ使いたかったから。
その後YAMAHA傘下になって現在の形になりました。
世界中で一番使われれるDAWソフトというだけあってプロデューサー、ゲームミュージック、フィルムスコア、アーティスト、ボカロP、バンド、など幅広いユーザーがCubaseを使っています。
一時期嫌になっちゃってableton liveに浮気してた(笑)時期もありましたが。。。最近はまたCubaseに戻ってきました。まず音がいいし、慣れてる部分も多いし、あのスタジオ!って感じのグラフィックとやっぱりMIDIが扱いやすいので。
私的に気に入ってるところ
・VSTの提唱したメーカーだけあって動作が安定している
・音がいい
・MIDIが扱いやすい
・デフォルトで入ってるプラグインが実用的
私的にここが気に入らない
・動作が重い
・機能が多過ぎて複雑で設定が面倒
・たまに昔のファイル読めなくなる。
・オーディオを読み込むのが面倒
ableton live Suite
もともと「オーディオをシーケンスする」っていうコンセプトでMIDI機能は付いてませんでしたがver6からMIDI機能を搭載して本格的なDAWソフトになりました。
特にクラブ系/電子音系/音響系のアーティストに好まれて使われているソフトです。
SuiteはMax for liveっていう機能が使えて実用的なものからユニークなものまで幅広いデバイスが扱えて可能性が無限に広がります。
一時期はCubase嫌になっちゃってこっちが制作メインの時もありました(^^;
今は使い分けて個人的にはライブ用って感じで使ってますね。
Wi-fi通信による無線同期の「Link」機能も試してみたいですね。
Cubaseは音楽ソフトとしてある程度完成されてる感じだけどliveはこれからもっと発展していきそうな気がします。
そしてableton liveの大きな魅力は専用のコントローラー「Push」が使えるっていうのもあります!
僕も旧式のPush使ってます。ライブでは画面が光っていい感じです☆
(逆に日中の野外ライブだと見えないっていう。。。)
専用のコントローラーだけあってliveが楽器にもドラムパッドにもステップシーケンサーにもなります。これがあればパソコンの画面を見なくてもliveを演奏出来ちゃいます。
僕は見ちゃいますけど。。。(^^ゞ
私的に気に入ってるところ
・セッションビューでリアルタイムにオーディオを演奏出来る。
(Pushがあればさらにリアルタイム性を高められる。)
・テンポに縛られることなく自由にオーディオを扱える(あんまり極端な事すると音が変わっちゃうけどそれもアリな場合も)
・MIDIのコントロール設定が一瞬で出来る。←これはホント素晴らしい!
・サンプルをサンプラーでもオーディオトラックでもどんどん読み込んで演奏出来る。
私的にここが気に入らない
・liveのインストゥルメントは決まった場所と大きさなので見辛い。
・MIDI/オーディオのエディットが扱いづらい(なんとか慣れたけど)
・まとめてトランスポーズ(移調)出来ない
というわけで現在は基本制作はCubase、ライブ活動(たまに制作も)はその名の通りableton liveって感じで使い分けてます。
どっちも打ち込みと録音が出来てよく「どっちがどう違うの?」って聞かれますが
Cubaseはスタジオをパソコン上に再現したソフト、liveは超高性能なサンプリング・ワークステーションって答えてます。