0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
トルコの気鋭のソフトメーカー
KV331 audioのSynthMaster Oneをのレビューしてみます。
「安い・軽い・音が良い」
と三拍子揃ったシンセとの評判ですが、
…その通りだと思います(笑)
ここ最近評価の高い同社のSynthMasterの機能限定版ではありますが、
機能限定版といってもこれ、かなりいいです。
SynthMasterがディープで多彩な音作りが出来るのに対して
SynthMasterOneは2OSCのウェーブテーブル・シンセサイザーです。
いわゆるヴァーチャル・アナログ系からデジタルの硬質な音も作れます。
基本操作がほぼ1画面で音作りが出来るのも良いですね。
たとえ1秒でもロスが出ると音作りには影響してくると思うので。
このシンセの特徴はシンプルながら音作りの幅も広く、
エフェクトも含めた出音も完成しているので初心者から上級者まで気軽に導入できます。
ユニゾンは16まで可能です。
基本波形
SUBオシレーターにはノイズもあります。
Ladder
Diode Ladder
State Variable
Bite
スプリット / シリアル / パラレルを選択できます。
アルペジエーターとステップシーケンサー(最大16ステップ)は切り替えて使う感じです。
基本は網羅してるので問題なく使えますね♪
ADSRの基本的な感じですね。
各種セッティングです。
・派手な出音で埋もれないリードやベース音が出せる
・操作もシンプルで明瞭なインターフェイスでわかりやすい
・ブラウザーもあるのでプリセットが探し易い
・動作もかなり軽い
・フィルターの効き具合が個人的に合わない感じ
・ステップシーケンサーの表示がちょっとわかりにくいのと別画面でもいいから一画面で表示して欲しかった。
サウンド ★★★★
操作性 ★★★★
視認性 ★★★
負荷の軽さ ★★★★
拡張性 クロスグレードが可能
お買い得度 ★★★★★
リードシンセ ▲▲▲▲▲
シンセベース ▲▲▲▲
パッド系 ▲▲▲
キーボード系 ▲▲▲
SE ▲▲
テクノ
EDM
トランス
SynthMaster自体は使ったこのがないのですが
多機能で複雑なシンセシスができる分難解なSynthMasterに比べると
SynthMaster Oneはとことんシンプルに操作性にこだわった感じですね。
( SynthMaster Oneは音作りを最優先して少しでもオーディオへの負担がなくなるようにあえてシンプルなGUIにしているそうです。)
目新しさはあまりないですがパッと使ってみて
分厚いSUPER SAW系、シンセベース / リード系、アシッドシンセが得意そうな感じです。
EDMやトランスなんかのジャンルにはもってこいなシンセサイザーですね。
個人的にはパッド系の音がしっくり来ない感じですが
音作りの幅も広いのでいろいろ化けてくれそうです。
DAW付属のシンセじゃ物足りなくなってきた人とかには特におススメしたいですね。
見にきていただけるとうれしいです^^