0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
デジタルオシレーター+アナログフィルターを搭載したエクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザーARTURIA MicroFreakの動画連動ブログです。
ARTURIA MICROFREAK アートリア マイクロフリーク 操作方法
その10 ~Chord & Scale編~ | 初心者でもわかる 解説
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今回はMicroFreakのコードメモリーとスケール機能についての解説です。
MicroFreakは【Paraphonic】機能で最大4和音の同時発音が可能になります。【Paraphonic】ボタンを押しながらコード(和音)をおさえるとコードがメモリーされてひとつのキーでコードを鳴らすことが可能になります。
そのままアルペジエーターでの演奏も可能です。
【Utility】▷〔Preset〕▷〔Scale〕
でスケールモードに入ります。
【Scale】は音を音高により昇順あるいは降順にならべたもので いわゆるドレミファソラシの組み合わせたものが【音階】です。
さまざまな種類の音階を使うことによって音の響きや雰囲気を出すことができます。
〔Major〕
1オクターブの全部で12音あるうちからルールに沿って7音選んだものです。
〔Minor〕
一般的にメジャースケールが明るい響きを持っているのに対してマイナースケールは「暗い響き」という位置付けです
〔HarmoMinor〕
マイナースケールでありながら少しメジャースケールに近い音階です。
〔Dorian〕
ナチュラル・マイナー・スケールの第6音を半音上げスケールでどこか都会的で洗練された雰囲気を持っています。
〔MixoLydian〕
「ヒンズースケール」と呼ばれることもあるエキゾチックなコードの響きが特徴です。
〔Blues〕
アフリカ発祥の音階です。「ブルーノート」と言われる音程が含まれるのが特徴です。
〔Penta〕
5音からなるスケールで、さまざまな文化圏の多様な種類の音楽に使用されています。
さらに【Utility】▷〔Preset〕▷〔Root Note〕ではメインとなるキーの設定ができます。
【Scale】モードはステップシーケンサー演奏時にも適用されます。
ステップシーケンサーを演奏しながらリアルタイムにスケールやルートキーの変更が可能です。
ARTURIA MICROFREAK アートリア マイクロフリーク 操作方法
その10 ~Chord & Scale編~ | 初心者でもわかる 解説
いままでMicroFreakでアルペジエーターはよく使っていたのですがステップシーケンサーはあまり使っていませんでした。
というのも…打ち込むのが面倒だからです笑
そして今回のスケール機能の搭載によって「音を外さない」ということが可能になったのでどんなにメチャメチャに打ち込みしてもスケール機能で整えてキーを指定すればそれなりに音楽的に聴けるシーケンスがかんたんに作れる!
というのを発見しました!^^
ランダマイズ性のあるシーケンスはくりっぱーが最近追及しているところでもあるので
今回のコード&スケール機能の追加でMicroFreakの株がアガりました!
演奏しながらスケール変えられるのはすごくいいですね。
他の音源もコントロールしてみたいですねー♪
※追記
MicroFreakから外部音源を鳴らした場合、スケールやルートキーの機能は使えませんでした。
あとMicroFreakを外部シーケンサーの決まったMIDIを鳴らす場合は基本的にはスケール機能はオフにしておきましょう。
MicroFreakのシーケンサーでreface DX鳴らせたけどスケール&ルートキーモードは内部音源のみっぽい。
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2020年9月1日
代わりにおしゃれシーケンス(後半)のやり方見つかった^^#Arturia#MicroFreak pic.twitter.com/43cKWqL68b
MicroFreakは多彩なデジタルオシレーターとこのスケール機能も使えるステップシーケンサーでかなりコスパいいですねー!
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