0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
今回は音楽誌「Player」さんとの連動企画
【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】 の中でデジタル波形も使える4音ポリフォニックのアナログ・シンセサイザーKORG minilogue xdを取り上げています♪
KORG minilogue xd コルグ ミニローグ 操作方法
その11 〜バンドで使えるシンセ!編① 初心者でもわかる 解説
KORG minilogue xdは小型かつ本格的なポリフォニック・アナログシンセサイザーとして2016年に発売された『KORG minilogue』の後継モデルとして
発売されたアナログ / デジタルのハイブリッド・シンセサイザーです。
今回はKORG minilogue xdのバンドで使えるシンセサイザーサウンドについての解説です。
今回は外部キーボードをつないでリード系のサウンドをメインに作成しています。
まず【VCO 1】ノコギリ波のみの『Init Program』を選択します。
【VCO 2】のボリュームを上げてノコギリ波を選択して〔OCTAVE〕をひとつ上げます。
【PORTAMNENT】のつまみを少しまわします。
【UNISON】をオンにして〔VOICE MODE DEPTH〕(DETUNE)の値を上げて厚みを加えます。
お好みで【EFFECT】〔DELAY〕をオンにして適度なディレイ音を加えます。
左下にあるジョイスティックはMIDIキーボードのピッチベンドとモジュレーションホイールにあたります。
X軸←→がピッチベンド
Y軸↑(+)↓(ー)がモジュレーションになります。
ジョイスティックの設定は【EDIT MODE】▷【PROGRAM EDIT】ボタン4でおこないます。
【X +- Bend Range】(横方向)でジョイスティックによるピッチの可変幅をコントロールします。
〔Y+ Assign〕でジョイスティックの縦方向で何のパラメーターをわりあてるか設定します。
『Init Program』では【LFO】〔INT〕がわりあてられていてビブラートがかかるようになっています。
〔Y+ Range〕では〔Y+ Assign〕で設定したパラメーターにかかる深さをコントロールします。
シンクリードはオシレーターを強制的に同期させて強烈な倍音を生み出す機能でメタルバンド系のサウンドはよく使われる音色です。
【VCO 1】のノコギリ波にくわえて【VCO 2】もノコギリ波を選択してオクターブを上げます。
【EG】〔TARGET〕でPITCH(VCO 2のピッチ)を選択して〔INT〕(EGの深さを)のつまみをマイナス方向(左)にまわします。
【VCO 1】〔SYNC〕のスイッチをオンにするとシンクのかかったリードサウンドになります。
さらに【VCO 2】のオクターヴを上げたり、【UNISON】モードで音を重ねて厚みをくわえたりします。
クロスモジュレーションはオシレーターでオシレーターを変調する機能です。
minilogue xdでは【VCO 2】のピッチを【VCO 1】のピッチで変調します。
【VCO 2】〔CROSS MODULATION DEPTH〕のつまみで変調の量をコントロールします。
KORG minilogue xd コルグ ミニローグ 操作方法
その11 〜バンドで使えるシンセ!編① 〜 初心者でもわかる 解説
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^