0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORGさんの人気の音楽制作アプリKORG Gadget for iOSのガジェットついての解説動画連動ブログです。
KORG GadgetのiOSデバイス版の解説動画&ブログとは別にガジェットに特化した解説動画&ブログをやっていこうと思います。
KORG Gadgetの「ガジェット」は世界中の地名から名づけられています。『ガジェット』とは「気の利いた小道具」という意味でKORG Gadgetでは厳選されたパラメーター、即戦力となるサウンド/プリセットで誰でもカンタンに楽しくゲーム感覚で音作りや音楽制作が可能です。
今回はアナログ・モノフォニック音源ガジェットの『BERLIN』(ベルリン)の基本的な操作についての解説です。
『BERLIN』(ベルリン)はオシレーターを強制的に同期させて強烈な倍音を生み出す「オシレーターシンク」が特徴のアナログ・モノフォニック(単音)・シンセサイザー音源です。
〔PORTA.〕
音の移行時間を設定します。
〔BEND〕
ピッチ・ベンド量を設定します。
〔VIB.〕
ビブラートの効果の深さを設定します。
【VOLTAGE CONTROLLED OSCILLATOR】
〔PITCH〕
オシレーターのピッチを調節します。
〔WAVEFORM〕
オシレーターの波形を選択します。
〔BALANCE〕
音色のピッチ・バランスを調節します。
〔MOD〕
オシレーターへのシンク・モジュレーションの深さを設定します。
〔TONE〕
音色を調節します。
〔EG/LFO〕
シンク・モジュレーションのソースをエンベロープもしくはLFOから選択します。
【ENVELOPE GENERATOR】
〔ATTACK〕
ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を設定します。
〔DECAY〕
アタック・レベルに到達してからレベルが0になるまでの時間を設定します。
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR】
〔SHAPE〕
LFOの波形を選択します。
〔FREQ〕
LFOの周波数を設定します。
〔KEY SYNC〕
Onにすると、ノート・オンのたびにLFOがリセットします。
〔TEMPO SYNC〕
Onにすると、LFOの周波数がソングのテンポに同期します。
【VOLTAGE CONTROLLED LOW PASS FILTER】
〔FREQ.〕
フィルターのカットオフ周波数を設定します。
〔RESO.〕
フィルターのレゾナンスを設定します。
〔EG〕
EGによるカットオフ周波数へのモジュレーションの深さを設定します。
〔LFO〕
LFOによるカットオフ周波数へのモジュレーションの深さを設定します。
〔KBD〕
キーボード・トラックによるカットオフ周波数の変化量を設定します。
【VOLTAGE CONTROLLED AMPLIFIER】
〔A (Attack)〕
ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を設定します。
〔D (Decay)〕
アタック・レベルに到達してからサステイン・レベルへ移行するまでの時間を設定します。
〔S (Sustain)〕
サステイン・レベルを設定します。
〔R (Release)〕
ノート・オフからレベルが0になるまでの時間を設定します。
〔LEGATO〕
レガートのオン/オフを設定します。
【DELAY】
原音にたいして遅延する音を追加していわゆる「やまびこ」効果を得ることができます。
〔TIME〕
ディレイ・タイムを設定します。
〔LEVEL〕
ディレイの音量を設定します。
〔SPREAD〕
ディレイ音の広がりを設定します。
【MASTER】
全体の音量を設定します。
KORG Gadgetのアナログ・モノフォニック音源ガジェットといえば
『DUBRIN』がありますが今回の『BERLIN』の特徴はやはりオシレーターシンクですね。
複雑な倍音でうねりや煌びやかな感じのサウンドを出すことが可能です。
操作もカンタンですし、オシレーターシンク抜きにしてもクラシックなモノフォニックシンセサイザーとして十分使えるガジェットです^^
オートメーションで面白いシーケンスもできそうですね♪
ではまた次回!
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