0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
Rolandさんの名機をコンパクトにモデリングした
BoutiqueシリーズのJD-08 の解説動画連動ブログです。
Roland Boutique JD-08 解説 ローランド 操作方法
今回はRoland Boutique JD-08の【STEP SEQUENCE】の基本的な操作についての解説です。
【COMMON】+【EFFECTS】ボタンを同時押しで【STEP SEQ】のモードに入ります。
Roland Boutique JD-08のSTEP SEQはパートA / BそれぞれにPATCH、シーケンスデータを記録可能で2トラックの同時演奏が可能です。
1パターンにつきA / B最大64トラックのステップシーケンスを作成可能です。
パターンは
・グループ(A / B)
・バンク(1 ~ 8)
・ナンバー(1 ~ 8)
2×8×8=128個のパターンの保存が可能です。
ステップシーケンサーモードで【START】ボタンを押しながら【BANK 1 ~ 8】ボタンを押します。
【BANK】を選択したら【NUMBER 1 ~ 8】を押してパターンを選択します。
【START】を押してシーケンスの再生をします。
【START】+【BANK 1 ~ 8】【NUMBER 1 ~ 8】で入力するパターンを選択します。
【本体のみの場合】
〔1 ~ 16〕ボタンを押しながら【NOTE】ボタンを押してステップを表示します。
〔1 ~ 13〕ボタンを押して音階を入力します。
【MIDI鍵盤の場合】
〔1 ~ 16〕ボタンを押しながら【NOTE】ボタンを押してステップを表示します。
任意の鍵盤を押します。
一度【NOTE】を解除して一連の作業を繰り返します。
※17以降のステップは【PAGE】ボタンで切り替えますが、設定モード(〔3〕SLEN)でステップ数を17以上に設定する必要があります。
1ステップずつ切り替えての入力はちょい面倒なので(^^;1ステップ入力したら次のステップに自動で入力も可能です。
動画ではステップ〔1〕〔2〕は入力したのでステップの〔3〕を押しながら【START】を押します。
あとは順番に入力します。
シーケンスを再生しながら【PATCH】の変更も可能です。
パターンA / Bの切り替えは【NOTE】を押しながら〔TONE A〕〔TONE〕を押してパターンA / Bを切り替えます。
※【COMMON】の設定メニューにも切り替えはありますが、こちらはどの状態でも切り替えできるのでこちらの方がはやいです。
【NOTE】を押しながら【START】を押すと「REC」と表示されて本体の【NOTE】機能、MIDI INからの入力でリアルタイムレコーディングが可能です。
停止する場合は【EXIT】を押します。
リアルタイムレコーディングは各パラメーターの動きを「MOTION」としてステップに記録することも可能です。いわゆるモーションシーケンス的な機能ですね。
パターンA / Bのミュートは【START】を押しながら〔TONE A〕〔TONE B〕を押します。
音符をつなげる「タイ」の入力は〔1 ~ 16〕のステップのボタンを押しながら【PAGE / TIE】ボタンを押します。
【PAGE / TIE】ボタンを押すほどステップがつながります。
【STEP SEQ】モードで【COMMON】ボタンを押すと各パラメーターのエディットになります。
〔1:SHFL〕
裏拍のタイミングをコントロールして演奏に「ノリ」を出します。
〔2:SCAL〕
1ステップの音符を設定します。
〔3:SLEN〕
1 ~ 64のステップの数(パターンの長さ)を設定します。
17以上のステップ数に設定すると入力時に【PAGE / TIE】ボタンで最大4ページ切り替えが可能です。
〔4:DIR〕
シーケンサーの再生方法を選択します。
FWD:最初のステップから順に通常再生します。
REW:最後のステップから最初のステップに向かって逆再生します。
F_R:通常再生と逆再生を繰り返します。
IMU:偶数ステップと奇数ステップを反転して再生します。
RND:ランダム再生します。
KBD:鍵盤を押さえている間通常再生します。
〔5:CC〕
コントロールチェンジ(MOTION)機能をオンにします。
【TVF】〔CUTOFF FREQ〕〔RESO〕のスライダーの動きをステップに記録してみました。
〔6:DUPL〕
ステップをコピーして倍にします。
〔7:RND〕
シーケンスをランダムに生成します。
【PUSH ENTER】を押すたびに新しいシーケンスになります。
〔8:UNDO〕
ひとつ前の操作に戻ります。
〔9:REDO〕
UNDOをキャンセルします。
アンドゥ /リドゥはシーケンサーの定番機能ですね。
〔10:COPY〕
演奏データをコピーします。
〔11:PSTE〕
コピーしたデータを貼り付けします。
〔12:CCNR〕
コントロールチェンジ(MOTION)をパターンから削除します。
〔13:NCNR〕
ノート情報をパターンから削除します。
〔14:MCMR〕
コントロールチェンジ(MOTION)とノート情報をパターンから削除します。
【START】を長押しすると
BANK、NUMBERが表示されます。
任意のNUMBERを「長押し」します。
※すぐに離してしまうとパターンが切り替わって消えてしまうので点滅するまで長押ししてください!
Roland Boutique JD-08 解説 ローランド 操作方法
前回のアルペジエーターや今回のステップシーケンサーの機能はオリジナルのJD-800にはないJD-08ならではの機能です。
~押しながらとかの操作も多いし、なかなか直感的とは言えませんが(^^;理解すると理にかなってる感はありますね笑
2パート別々に1つのパターンを作成できるのでかなり面白いシーケンスが作れそうですね^^
音階スケールのクォンタイズみたいな機能があったらもっと面白かったなーって気がします。
次回はシーケンスの応用をやろうと思います。
ではまた次回!
Roland Boutique JD-08 くりっぱーチャンネル再生リスト
見にきていただけるとうれしいです^^