0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
伝説のアシッドベースシンセサイザーの改造版Devil Fishを元にTD-3をモデファイした
Behringer TD-3-MO
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
今回はBEHRINGER TD-3-MOのシーケンサーの基本的な操作についての解説です。
BEHRINGER TD-3-MOは7つの【TRACK】に8つの【PATTERN】が入っています。
各【PATTERN】はA / Bの2つのパターンを記録可能です。
真ん中の【MODE】を〔PATT / WRITE〕に設定します。
パターンを消去するには【CLEAR】を押しながら消去したい〔1~8〕のパターンのボタンを押します。
パターンを作成するにはまず鳴らしたいステップの数を設定します。
【FUNCTION】を押しながら鳴らしたいステップの数の【STEP】ボタンを押します。
動画では4ステップなので4回押してます。
ステップの入力が終わったら【PITCH MODE】にして音階を鳴らせる状態にします。
【PITCH MODE】で【FUNCTION】を押しながら
4ステップ分の音階を入力していきます。
ピッチの入力が終わったら【TIME MODE】のボタンを押して
音符を入力します。
再び【PITCH MODE】に戻って
【WRITE / NEXT】のボタンを押すと入力したステップが鳴ります。
この時に【WRITE / NEXT】のボタンを押しながら
〔TRANSPOSE UP / DOWN〕〔ACCENT〕〔SLIDE〕を押すと
各ステップにトランスポーズ、アクセント、スライドを設定可能です。
シーケンサーの打ち込みの一連の流れはこんな感じです。
同じ手順で今度は8ステップのシーケンスを作成しました。
今度は【TIME MODE】でタイや休符も混ぜてみました。
パターンでは最大16ステップの入力が可能ですが
16ステップの場合は【FUNCTION】+【STEP】ボタンを押すのは不要です。
パターンをコピーするには任意のパターン(動画ではパターン1A)を選択中に
【FUNCTION】を押しながら〔G#(COPY)〕を押してコピーします。
コピーしたらコピー先のパターン(動画ではパターン1B)を選択して
【FUNCTION】を押しながら〔A#(PASTE)〕を押して貼り付けします。
同様の手順で別のパターンABにコピー / ペーストも可能です。
パターン1~8は連結してループ再生が可能です。
連結再生は〔1〕を押しながら〔2〕を押すとパターンの1と2を繰り返し再生します。
〔1〕を押しながら〔8〕を押せばパターン1~8が連結再生されます。
「パターン打ち込むのが面倒くさい!」
というくりっぱーのような面倒くさがりのために(?)
〔1~8〕の任意のパターンを選択して【CLEAR】【START / STOP】を同時押しすると一瞬でシーケンスパターンがランダム生成されます笑
【CLEAR】【START / STOP】を同時押しのたびにシーケンスが生成されるので気に入ったシーケンス出来たら音符やアクセント、スライドなど変えたりちょっといじってみるとかでもいいかも知れませんね。
BEHRINGER TD-3-MOのシーケンス作成の手順としては
①【FUNCTION】を押しながら鳴らしたいステップの数の【STEP】ボタンを押す。
※16ステップの場合は不要
②【PITCH MODE】で【FUNCTION】を押しながらステップの音階の入力
③【TIME MODE】で音符 / タイ / 休符の入力
④【PITCH MODE】で【WRITE / NEXT】を押しながら各ステップのトランスポーズ、アクセント、スライドの設定
という感じの流れになります。
操作自体はシンプルですが狙ったシーケンスはなかなかコツがいります。逆に適当に打ち込んでも「ザ・アシッド」なシーケンスになります笑
Roland TB-303が型遅れの廉価版シンセベース音源からアシッドシンセサイザーの帝王になれたのはサウンドももちろんですがこのシンプルながらアクセント、スライドを組み合わせた独自のシーケンサーの機能も大きいです。
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^