0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
Dreamtonics / AHS Synthesizer Vの動画連動ブログです。
Dreamtonics / AHS Synthesizer V Studio Pro 操作方法
今回はDreamtonics / AHS Synthesizer V Studio Proの
歌声データベースの【Saki AI】を使ってくりっぱーのオリジナルソングを打ち込んでみました。
基本的に歌声データベースにはキャラクターがあって
音声提供者も公表していますが
Saki AIはキャラクターなしで 中の人は明かされておらず、
「才能溢れる女性シンガーソングライター」
の方だそうです。
歌声データベースはスタンダード版とAI版があります。
前回も書きましたがくりっぱー的にはいろいろ試聴してAI版の方がよりリアルな表現な気がしたので「Synthesizer V Saki AI」を購入してみました。
今回はくりっぱーのオリジナル楽曲の
「Passion Tango」
作詞:ZERo
作曲 / 編曲:Kurippertronixxx
を打ち込んでみました。
動画では歌声トラックにDAWで作成したMIDIファイルをドラッグ&ドロップで読み込んであります。
※MIDIファイルの作成の仕方は各DAWソフトを参照してください。
2つ目のトラックには歌入りオケのオーディオファイル
3つ目のトラックには歌なしオケのオーディオファイル
が入れてあります。
歌詞入力の方法は人それぞれだと思いますがくりっぱー基本的にメロディはラフに打ち込むのでいまのところワンフレーズずつ打ち込んでいます。
範囲を選択して〔歌詞入力〕
この場合だと
「蒼い波間に」(あおいなみまに)ですね。
〔1文字ずつ区切る〕にチェックを入れるとノートごとに歌詞が区切られて入力されます。
「胸の奥には」の場合は(胸の奥にわ)と入力します。
こんな感じで入力していきます。
ベタ打ちでも大体イイ感じに歌ってくれましが
英語発音はちょっと一手間必要です。
「激しいステップ踏んで」は(はげしいすてっぷふんで)と入力しますが
すてっぷの「ぷ」の位置が工夫が要ります。
符割りを変えたり
「ぷ」のノートを選択して
【ノートプロパティ】で発音の長さや強さをコントロールできます。
「Let's dance with me」(れっつだんすうぃずみ)も苦戦しました(^^;
さきほどのように符割りを変えたりノートプロパティで発音を納得するまで追い込んでみてください。
歌詞の入力が終わったら上部メニューの
【自動処理】▷〔選択したノートを分割してメロディを調整〕を実行します。
動画ではメロディ全体でやってますがパラメーターを調整しながらピンポイントでやる感じですね。
〔異なるパターンでランダム調整を実行〕もそんな感じですね。
【自動処理】▷〔自動ピッチ調整(カスタマイズ)〕で
ビブラートやしゃくりなど細かい表情をつけることが可能です。
アンドゥ機能(Mac : command / Win : ctrl+ Z)で処理前の状態に戻れるので歌が馴染むまで何度も試して追い込んでいくのもいいと思います。
グリッドの右側か下部をクリックするとパラメーターのオートメーションが表示されます。
・ピッチベンド
・ビブラートエンベロープ
・テンション
・ブレス
・トーンシフト
をオートメーションでコントロールすることが可能です。
Dreamtonics / AHS Synthesizer V Studio Pro 操作方法
VOCAROIDをはじめとした歌声合成ソフトウェアは
「調声」(調教?)が重要だし、
かなり大変な作業と聞いたことがありましたが、
Synthesizer Vは歌声合成の新参者のくりっぱーでもこんな感じでメロディと歌詞をベタ打ちしてもそれなりにいい感じに歌ってくれます♪
AIすげーっす。
でもこの先の追い込みでさらに歌を豊かにするので重要なんでしょうね!
英語の発音とかはちょっと慣れが必要そうですね、
あとはやはり【自動調整】機能の使い方がキモになりそうです。
さらにオートメーション機能で時間的な変化を加えればかなり豊かな歌になりそうですね♪
他の歌声データベースは声優さん達の声が特徴的ですが
【Saki AI】はSynthesizer Vを開発したDreamtonics社の製品ということもあってクセがなくオールマイティに使えそうな
感じの歌声データベースです。
女性ヴォーカル楽曲の仮歌とか全然イケるクオリティですね♪
Dreamtonics / AHS Synthesizer V Studio Proくりっぱーチャンネル動画再生リスト
見にきていただけるとうれしいです^^