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AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法 その13 ~KEYGROUP EDIT編~|初心者でもわかる 解説

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AKAI Professional MPC ONE  その13 ~KEYGROUP EDIT編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その13 ~KEYGROUP EDIT編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 

 

akai-pro.jp

 


 

今回はAKAI Professional MPC ONE【KEYGROUP EDIT】のエディットの基本的な解説です。

 

AKAI Professional MPC ONE KEYGROUPをエディットしよう!

 

【KEYGROUP】プログラムのエディット内容は前回のDRUMプログラムのエディットのエディットとほぼ同じ感じです。

 

 

 

【KEYGROUP】プログラムのエディットをするには任意のKEYGROUPプログラムの選択中に【PROGRAM EDIT】ボタンを押すか【MENU】を押して画面上の〔Program Edit〕 をタップします。

 

【KEYGROUP】プログラムのエディットでは以下のパラメーターをエディット可能です。

 

 

【GLOBAL】

ピッチ、音量、パン、サンプルの再生方法など基本的なエディットをします。

 

【SAMPLES】

サンプル波形のエディットをします。

 

【ENVELOPES】

音量、フィルター、ピッチの時間的変化のカーヴのエディットをします。

 

LFO

LFO(Low Frequency Oscillator)波形サウンドを変調します。

 

【PORTA / MOD】

ドラムプログラムでは【MODULATION】でしたが、KEYGROUPでは音程の変化を遅らせるポルタメント、ベロシティ(強弱)、ピッチベンド / モジュレーションホイールよる変化の設定をします。

 

【EFFECTS】

プログラム全体の4つのインサートエフェクト、センドエフェクトを使用可能です。

 

AKAI Professional MPC ONE  キーグループを設定しよう!

 

 

NUMBER OF KG(キーグループ数)ではキーグループプログラム内に最大128 個のキーグループを作成できます。

 

 

各キーグループにドラムプログラムのパッドと同様にそれぞれのサンプル音(最大4 つのベロシティレイヤーが可能)を含めることができます。

 

 

キーグループの設定は画面上部の鍵盤のアイコンをタップします。

 

 

赤いところが選択したキーグループで音が鳴る範囲です。

〔KEY GROUP〕

現在選択されているパッドのみエディットできます。

〔LOW KEY〕

指定したキーグループもしくはALLのノートの最低音の設定をします。

〔HIGH KEY〕

指定したキーグループもしくはALLのノートの最高音の設定をします。

 

 

複数のキーグループの範囲の設定(キーグループを増やす)には【GLOBAL】の画面上部の〔NUMBER OG KG〕で数字を増やします。

 

 

キーグループの数が決まったら画面上部の鍵盤アイコンをタップして〔Set Keygroup Note Range〕で各キーグループのノート幅を設定します。

 

AKAI Professional MPC ONE GLOBALタブでエディットしよう!

 

 

GLOBALタブでは2ページにわたってピッチ、音量、パン、サンプルの再生方法など基本的なエディットをします。

〔Semi〕

プログラムを最大で36 半音上下にトランスポーズすることができます。

〔Fine〕

プログラムを最大99 セントまで上下に微調整することができます。

〔Transpose〕

プログラムに送信されるMIDI ノートのピッチを最大で36 半音上下に移動させます。

〔Poly(ポリフォニー)〕

プログラムのパッドの再生モードを設定します。モノラルモードでは、一度に鳴るのは1 つのパッドだけです。ポリモードでは、複数のパッドを同時にトリガーすることができます(使用可能なボイスの総数による制限はあります)

 

 

【KEY GROUP】では選択したキーグループごとの設定をします。

〔Semi〕

プログラムを最大で36 半音上下にトランスポーズすることができます。

〔Fine〕

プログラムを最大99 セントまで上下に微調整することができます。

〔Level〕

サンプルのボリュームレベルを調整します。

〔Pan〕

サンプルの音の低位/パンを設定します。

〔Mute Group〕

32 のミュートグループのいずれかに割り当てることができます。同じミュートグループに割り当てられたパッドは同時に鳴らすことは出来ません。ミュートグループは、そのプログラム内のパッドにのみ影響し、他のプログラムのパッドには影響しません。

 

 

〔KEY TRACK〕

オフにすると音階が固定になります。

【LAYER PLAY】

同じキーグループにアサインされた複数のサンプルをどのように再生するかを決定します。

〔CYC〕

パッドを押すたびに、次レイヤーのサンプルが再生されます。つまり、1、2、3、4、1、2、3、4...というように、サンプルはレイヤーを循環します。

〔VEL〕

パッドを押す強さに応じてレイヤーが切り替わります。

〔RAN〕

パッドを弾くたびに、そのレイヤーのサンプルがランダムに再生されます。

【SAMPLE PLAY】

サンプルの再生範囲を決定します。

〔One Shot〕

サンプルの最初から最後までを再生します。

〔Note Off〕

パッドを押して離した後、サンプルの最初から最後までを再生します。

〔Note On〕

パッドを押している間だけ、サンプルが再生されます。パッドの長押しで音の長さをコントロールできるので長いサンプルに適しています。

 

AKAI Professional MPC ONE サンプルをエディットしよう!

 

 

【SAMPLES】タブでは4ペ-ジにわたってサンプル波形のエディットをします。

ドラムプログラムと同様に各キーグループは最大4 つのサンプルをトリガーすることができ、4 つの個別のレイヤーにアサインされています。各レイヤーには、同一の独立したアサイン可能なパラメーターがあります。

 

サンプルのスタート、エンド、ループ、逆再生など基本的なサンプルエディットが可能です。

 

〔Tail Length〕〔Tail Loop〕はサンプルに余韻をくわえたり実験的なループサウンドにすることが可能です。

 

 

【SAMPLES】(2ページ目)ではレイヤーごとのピッチ / ファイン / 音量 / 定位の設定をします。

 

 

【SAMPLES】(3ページ目)

〔OFFSET〕

サンプルの再生位置をずらすことが可能です。

〔VEL START / END〕

値を設定することによってベロシティ(強弱)でサンプルを切り替えることが可能です。たとえばピアノの強中弱のそれぞれのサンプルをベロシティで区切ってよりリアルなサウンドにすることなどが可能です。

 

 

【SAMPLES】(4ページ目)ではサンプルのピッチ / レベル / パン / オフセット値をランダマイズします。

 

AKAI Professional MPC ONE エンベロープをコントロールしよう!

 

 

【ENVELOPES】ではキーグループのAMP(音量)FILTER(明るさ)PITCH(音程)の時間的変化をカーヴによってコントロールします。

基本的にはドラムプログラムと同じ感じです。

ドラムプログラムのエンベロープ【AHDS】【AD】でしたが

 

 

キーグループではATTACK / DECAY / SUSTAIN / RELEASE【ADSR】方式で音量 / フィルター / ピッチのカーヴを作成して時間的変化を与えます。

 

ATTACK:音の立ち上がりの時間のコントロールをします。

DECAY:アタックのあとの減衰の時間をコントロールします。

SUSTAIN:ディケイのあとの伸びの量をコントロールします。

RELEASE:ノートオフしたあの変化をコントロールします。

 

下部の【ENV:】でAMP / FILTER / PITCHを切り替えて画面をタップして音量 /  明るさ / 音程のカーヴを作成します。

 

 

〔FILTER TYPE〕でフィルターの種類を選択します。ローパス / ハイパス / バンドパスをはじめかなりの種類が入ってます。

〔CUTOFF〕

各フィルターの形状を開閉してサウンドの明るさをコントロールします。

〔RES〕

周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけます。

フィルターとピッチの時間的変化は上部の〔DEPTH〕の値で調整します。

 

 

【ENV:AMP / FILTER / PITCH】〔VELOCITY MODULATION〕でベロシティ(強弱)による各変化をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE LFOで変調しよう!

 

 

LFOLow Frequency Oscillatorといって超低周波オシレーターで各パラメーターを変調するシンセサイザーでは定番のテクニックです。

〔WAVEFORM〕

LFO波形を選択します。

Sine サイン波:スムーズなモジュレーションに適しています。
Triangle 三角波スムーズなモジュレーションに適しています。
S&H サンプル&ホールド:ランダムな値をサンプリングし、次の値が生成されるまでそれを保持します。
Saw ノコギリ波:フィルターやボリュームの変化を生成できます。
Saw Down 逆ノコギリ波:フィルターやボリュームの変化を生成できます。
Square 矩形波ハードパン調のモジュレーション効果が得られます。
Noise ノイズ:ランダムな値とグライドを生成します。

〔RATE〕

LFO波形の周期(スピード)をコントロールします。

〔DESTINATIONS〕

LFO波形でPITCH / FILTER / AMP / PANをどのくらい変調するのか設定します。

 

AKAI Professional MPC ONE ポルタメントを使おう!

 

 

キーグループでは【PORTA / MOD】のなっていてポルタメントやピッチベンド、モジュレーションホイールの設定が可能です。

 

【PORTAMENTO】

〔TIME〕

スライダーは、音符間のグライドの長さを設定します。

〔Quantize〕

オンにするとポルタメントの時間をプロジェクトのテンポと同期させることができます。

〔Legato〕

オンにすると音符が重なったときにのみグライドします。

 

 

【Velocity Sensitivity】

強弱によって変化させるパラメーターのベロシティ量を設定します。

 

 

【CONTROLLER MOD】

〔Pitch Bend〕

MIDI キーボードのピッチベンドホイールの範囲(半音単位)を設定します。

〔Wheel>LFO

MIDI キーボードのモジュレーションホイールがLFO の強さにどれだけ影響を与えるか決定します。

〔Aft>Filt(AftertouchFilter Cutoff)〕

MIDI キーボードのアフタータッチがフィルターのカットオフに与える影響を決定します。

 

AKAI Professional MPC ONE エフェクトをかけよう!

 

 

【EFFECTS】ではプログラム全体にインサート / センドエフェクトをそれぞれ4系統かけることが可能です。

 


 

AKAI Professional MPC ONE  その13 ~KEYGROUP EDIT編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その13 ~KEYGROUP EDIT編~|初心者でもわかる 解説

 

 

AKAI Professional MPC ONE  その13 ~KEYGROUP EDIT編~  まとめ

 

MPC ONEはドラムプログラムのプリセットはたくさん入っていますが、キープログラムはない(見つけてないだけかな(^^;)ので自分で作る感じかな?

 

とはいえMPC ONEはプラグイン音源が充実してるので音階系のトラック作成に困ることはないと思います。

 

AKAIサンプラー使ってたころはアナログシンセやサンプリングCDやらとりこんで自分でマルチサンプル作ったものです(懐)

 

いまあえてやってみてもいいかもですね。かなり手間はかかりますが笑

 

くりっぱーがMPC ONE買った目的のひとつに

「スライスしたサンプルをランダムに鳴らしたい!」

っていうのがありました。

 

【SAMPLE EDIT】〔CONVERT〕機能ではスライスしたサンプルを自動でドラムプログラムにわりあてしてくれる機能がありますが、キーグループの方は多分ないですね。

 

そんな使い方する人いないのかしら。。。(^^;

 

ドラムプログラムはアルペジエーターではなく指定した音符を繰り返す【REPEAT】機能が使えます。

 

キーグループではアルペジエーターが使えます。

 

結局ドラムプログラムでしかスライスの使い方わからなくてとりあえすRoland mc-101使ってチカラ技で笑鳴らしたりしてました(これはこれで面白いです)

 

 

実際今回のキーグループの設定で本体のみでキーグループを増やしてそこにスライスしたサンプルをわりあてすれば本体のみでランダマイズが可能というのがわかりました!

 

 

とりあえず目的の使い方のひとつが見えてきたので実戦で使えるようにもっと掘り下げていきたいと思います。

 

ではまた次回!
 

 

 

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