0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
W.A. Production InstaComposer 2
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
W.A. Production InstaComposer 2 操作方法
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今回はW.A. Production InstaComposer 2のMIDI生成のGenerateの各パラメーターの解説です。
前回はW.A. Production InstaComposer 2の基本操作を一通りやりましたが今回はMIDI生成のパラメーターをひとつずつ使ってみました。
MIDI生成のパラメーターは大きく分けて
【General】【Pattern / Velocity】【Harmony / TIme】
に分類されています。
【General】では各生成の確率をコントロールします。
〔Chords〕Basic - Exodic
Basicよりだとメジャーやマイナーなどの定番コード、Exodicよりにするとより複雑なコードを生成します。
〔Poplation〕Less - More
ノートの生成数を設定します。
Lessよりだとノート少なめ、Moreよりだとより多くのノートを生成します。
〔Notes〕Sacle - Chords
Sacleよりだとスケールから、Chordsよりだとコードからノートを生成します。
〔Bar Struct〕Random - Smart
小節の中の音符の組み合わせを設定します。Randomよりだとランダムな音符、Smartよりだと類似、または同様の小節の組み合わせを生成します。
〔Bar Combo〕Random - Smart
小節の組み合わせを設定します。Randomよりだとランダムな小節、Smartよりだと類似、または同様の小節の組み合わせを生成します。
〔Fill In〕No - Yes
生成されたノートのギャップを埋めます。
Noよりだとノートは埋めません。Yesよりだとノートを埋めます。
〔Sustain〕Less - More
音符の長さを設定します。
Lessよりだと短めのノート、Moreよりだと長めのノートを生成します。
【Patt/Vel】
Pattern & Motifでは発生する一連のノートとアイデアの生成の設定します。
〔Add〕No - Yes
パターンの追加の確率を設定します。
Noよりだとパターンが追加される確率が低くなり、Yesよりだとパターンの追加される確率が高くなります。
〔Length〕Short - Long
Shortよりだと短いパターンが生成される確率が低くなり、Longよりだと長いパターンが生成される確率が高くなります。
〔Repeat〕Less - More
繰り返し回数の生成の設定をします。
Lessよりだとパターンが繰り返される確率が低くなり、Moreよりだとパターンが繰り返される確率が高くなります。
〔Variation〕No - Yes
パターンのバリエーションの生成の設定をします。
Noよりだと複数のパターンが生成される確率が低くなり、Yesよりだと複数のパターンが生成される確率が高くなります。
Velocityではノートのベロシティ(強弱)の生成の設定をします。
〔Randmize〕No - Yes
ベロシティのランダマイズの確率を設定します。
Noよりだとベロシティ値を生成する確率が低くなり、Yesよりだとベロシティ値を生成する確率が高くなります。
〔Range〕Small - Wide
生成されるベロシティ値の幅を設定します。
Smallよりだと生成するベロシティ値の幅が小さくなり、Wideよりだと生成するベロシティ値の幅が広く(大きく)なります。
〔Follow Patt〕No - Yes
生成するベロシティをパターンに従わせる確率を設定します。
Noよりだとパターンに従う確率が低くなり、Yesよりだとパターンに従う確率が高くなります。
〔Rand Harm〕No - Yes
和音の構成音ごとのベロシティの生成の設定をします。
Noよりだと和音の構成音ごとのベロシティの変化は低くなり、Yesよりだと和音の構成音ごとのベロシティの変化は高くなります。
〔Chromatic〕Zero - More
値を上げるとスケールにない半音階の音をくわえる可能性が高くなります。
【Harmony】
〔Add〕No - Yes
和音の追加の設定をします。
Noよりだと和音が生成される確率が低くなり、Yesよりだと和音が生成される確率が高くなります。
〔Number〕Less - More
和音の構成音の数を設定します。
Lessよりだと構成音が少なくなる可能性が高くなり、Moreよりだと構成音が多くなる可能性が高くなります。
〔Variation〕No-Yes
和音の構成音のバリエーションの設定します。
Noよりだと和音の構成音のバリエーションが生成される確率が低くなり、Yesよりだと和音の構成音のバリエーションが生成される確率が高くなります。
【Time】では生成された音符の位置のオフセット(わずかにずらす)の設定をします。
〔Humanaize〕No-Yes
オフセットの確率を設定します。
Noよりだとオフセットの確率が低くなり、Yesよりだとオフセットの確率が高くなります。
〔Offset〕Less - More
オフセットの時間を設定します。
Lessよりだとオフセットの時間が短くなる可能性が高くなり、Moreよりだとオフセットの時間が長くなる可能性が高くなります。
〔Sync Harm〕No-Yes
和音の構成音ごとのオフセットの同期の設定します。
Noよりだとオフセットの同期の確率が低くなり、Yesよりだとオフセットの同期の確率が高くなります。
Strumとは「掻き鳴らす」という意味でギターのストロークを意味します。
オフセットが構成音のランダムなずれを生み出すのに対してStrumは構成音の低い音から高い音、高い音から低い音のずれを生み出します。
〔Add〕No - Yes
重なったノートをストラム(ギターのストロークの再現)する確立を設定します。
Noよりだと重なったノートをストラムする可能性が低くなります。Yesよりだと重なったノートをストラムする可能性が高くなります。
〔Length〕Short - Long
ストラムの時間のコントロールをします
Shortよりだと短いストラム、Longよりだと長いストラムが生成される確率が高くなります。
〔Occurrence〕Less - More
アカ-ランス、ストラムの発生する確率を設定します。
Lessよりだとストラムの発生する確率が低くなり、Moreよりだとストラムの発生する確率が高くなります。
【Generate】〔Link Controls for all tracks〕をオンにすると今回取り上げたパラメーターを全てのトラックで適用します。
W.A. Production InstaComposer 2 操作方法
W.A. Production InstaComposer 2のひと通りの機能を使ってみて
個人的にはAI / 自動作曲というよりは指定したキー / スケール / コードにそってかなり細かくランダマイズしてMIDIを生成するソフト
だと思いました。
ひと通り使ってみた感じだとJ-POPとかの歌モノ制作と言うよりはダンスミュージックやBGMの制作に向いてる感じの印象です。
もっと細かく音楽ジャンル別とかイントロ向けとかサビ向けとかランダマイズとかできたらかなり実用性が出てくるんじゃないかなーと思います。
それこそAIがいろいろ提案してくれたら楽しそうですね^^
現時点で具体的な使い方としてInstaComposer 2で生成したMIDIのフレーズをDAWのMIDIトラックに読み込んでどう編集するか、どのサウンドで鳴らしていかに自分の楽曲にフィットさせるか、という感じですかね。
フレーズの生成自体は1クリックでできますがパラメーターも多いですし、個人的にはDTM / 作曲初心者というよりある程度DTMやMIDIを扱える人の方が実用性がある気がします。
DTM / 作曲初心者はこのソフトだけで作曲しようとするのではなくて「音楽理論やMIDIを体感できる教材」として使った方がイイ感じだと思います。
新しく導入したプラグイン音源の試聴とかにも使えそうですね^^
くりっぱーはこういったソフトは基本的に興味もあるし、わりと肯定的ですが便利なのも時短もいいけど、やっぱりDTM作曲はたくさん音楽聴く!打ち込む!鳴らす!というコアな部分の重要性もあらためて感じました。
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