0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
去年少し動画作って放置してしまっていた(^^;
フランスのメーカー、ARTURIAさんのMicroFreakの動画を作っていこうと思います。
ARTURIA MicroFreak アートリア マイクロフリーク
操作方法 | その1~基礎操作編~ | 初心者でもわかる 解説
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有名ヴィンテージ・シンセサイザーをソフトウェアで再現してきたARTURIAさんですが
近年はハードウェアのシンセサイザーの製作にも力を入れています。
今回取り上げるMicroFreakはデジタルオシレーター+アナログフィルターを搭載したエクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザーです。
コンパクトな筐体に
・ARTURIAの4タイプのシンセエンジンとMutable Instrumentsの7種類、合計11種類のオシレーター
・12dBタイプのOberheim SEMをベースにしたアナログフィルター
・モジュレーションマトリスクスによる内部パッチングでの音作り
かなり強力なシンセサイザーです。
そしてめちゃくちゃ軽いです!
ポリフォニックアフタータッチ対応のタッチキーボードも印象的ですね。
メーカーさんのホームページでも「狂気の一粒」とか「小さくても凶暴」などかなりセンセーショナルで胸アツな売り文句が書いてあります♪
今回はMicroFreakの基本的な各機能についての解説です。
ARTURIA MicroFreakは各種ボタン、つまみなどが色分けされていてわかりやすいです。
白いつまみはプッシュ式になっていて決定ボタン的な役割もします。
4つの白いつまみは
・プリセット
・マトリクス
・LFO
4つのオレンジのつまみはオシレーターに配置されています。
動画だとわかりにくいですが(^^;液晶も小さいながら視認性が高いです。
ARTURIA MicroFreakの特徴でもあるタッチキーボードも反応がいいです。
ただ自宅やスタジオでの音作り、遊びで鳴らす分にはいいけどライブとかで演奏フレーズ弾くとかいわゆるキーボード的な演奏には向かないすね、、、。
実際ぼくもライブで演奏するときはMIDI鍵盤につないで演奏しました(^^;
ピッチベンドもタッチ式です。
タッチ系は演奏デバイスというよりコントローラーとして割り切ったほうがいいみたいです。
ARTURIA MicroFreakはモジュラーシンセサイザーでおなじみのMutable Instrumentsが開発したオープンソースのPlaitsオシレーターも内蔵し、幅広い音作りが可能です。
4つあるオレンジ色の【TYPE】のつまみでオシレーターを選択して〔Wave〕〔Timbre〕〔Shape〕の3つのつまみで各オシレーターのパラメーターをコントロールします。
【Superwave Oscillator】
【Wavetable Oscillator】
【Harmonic OSC】
【KarplusStrong】
【Pair of Classic Waveforms】
【Waveshaping Oscillator】
【Two Operator FM】
【Granular Formant Oscillator】
【Chords】
【Vowel and Speech Synthesis】
【Modal Resonator】
ヴャーチャル、アナログ、ウェーブテーブル、FM、フィジカルモデリング、グラニュラーなどなど幅広いオシレーターを扱うことができます。
ARTURIA MicroFreakはオシレーターはデジタル、フィルターはアナログで加工していくハイブリッド仕様のシンセサイザーです。
〔LPF〕〔BPF〕〔HPF〕の3種類のフィルター、
〔Cutoff〕で周波数(音の明るさ)
〔Resonance〕で周波数のピークを持ち上げて音にクセをつけます。
アナログシンセサイザーではおなじみですね。
ARTURIA MicroFreakは
押さえたノートを分散して鳴らすアルペジエーター
最大64ステップまで打ち込めるシーケンサー
を搭載しています。
〔Shift〕+【Arp / Seq】ボタンを押してどちらかのモードで演奏します。
ARTURIA MicroFreak アートリア マイクロフリーク
操作方法 | その1~基礎操作編~ | 初心者でもわかる 解説
冒頭でも触れましたが、アナログ、FM、ウェーブテーブルなどなどとにかく多機能でいろいろな音が出せます。
アナログのフィルターの加工も気持ちいいです。
現代シンセサイザーの音作りの要マトリクスモジュレーションを駆使することによって複雑なサウンドも構築できます。
アルペジエーターやステップシーケンサーでの演奏もたのしいです♪
エフェクターを搭載していませんが、
エフェクターなしでもかなり楽しめます。
(あったらより表現力が広がります。)
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^