0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
BITWIG STUDIO 3 (ビットウィグ)は
・オーディオ
・ループシーケンサー
・モジュラーシンセサイザー
を統合した
DAW (Digital Audio Workstation)ソフトウェアです。
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今回はMIDIとオーディオを同じトラック上で扱う
【HYBRID TRACK】についての解説です。
通常DAW(Digital Audio Workstation)のトラックは
・MIDIトラック
音の高さと長さと位置を打ち込むMIDIデータ
・オーディオトラック
歌、ギター、サンプリングループなどの音声データ
の2種類を使って制作作業をすすめます。
たとえばドラムのトラックをMIDIで打ち込みしてて
「この1音だけ逆再生したいなー」とか
「ここだけオーディオにしたいな」っていう時は
新たにオーディオトラックを作成する必要がありました。
BITWIGではMIDIトラックの中でもオーディオを扱える
【HYBRID TRACK】なるものがあり
スムーズに作業をすすめることができます。
4小節のドラムパートのMIDIクリップを
2つに分割して
1~2小節 : MIDI
3~4: 小節 : AUDIO
の【HYBRID TRACK】にします。
やり方はかんたんで
オーディオ化したいクリップを選択、右クリックで
〔Bounce In Place〕
を選択するだけです。
これでMIDIトラックの中にオーディオトラックが入りました。
書き出しされたオーディオクリップは
もともとの音源の中でかかっているエフェクトが
かかってないドライ音の状態で書き出されます。
エフェクトをかけたい場合はデバイスの〔+〕をクリックして
MIDI / AUDIO共用のエフェクトを追加します。
MIDIトラックの中に
〔Bounce In Place〕で書き出された
オーディオファイルは通常のオーディオファイルと
同じように
分割、ストレッチ、音程、フォルマントなどなど
エディットすることが可能です。
たとえば分割したクリップを組み換えて
別のフレーズにしたり、
2つ目のクリップのみを
Reverse(逆再生)処理をするということも可能です。
【EVENT】をクリックすると〔Reverse〕と出てくるので
クリックすると
選択中のクリップのみがReverse(逆再生)します。
このように【HYBRID TRACK】では
通常のオーディオと同じエディットがおこなえます。
分割したり、エディットした
オーディオファイルは
右クリック
〔Bounce In Place〕〔Consolodate〕で
まとめることができます。
正直まだ【HYBRID TRACK】の
使い方がイマイチよくわかりませんが(^^;
今後使っていく上で
「わおっ!めっちゃ便利っ!」
…とかになるのかなと期待しています笑
作業の流れとしては
作業をなるべく止める感じではなく、
わざわざトラック作らなくていいとか
スピード感での利点は感じるかなぁって印象です。
もし便利だったり、
面白い使い方を
知っている方がいたら
教えていただけるとうれしいです^^
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BITWIG STUDIO ビットウィグ DAW 初心者でもカンタン!再生リスト
見にきていただけるとうれしいです^^