0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
“新世代ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー”
KORG Wavestate のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その8 〜WSEQ / SHAPE編~|初心者でもわかる 解説
今回はKORG WavestateのWSEQ【SHAPE】の基本的な操作についての解説です。
WSEQ【SHAPE】はステップごとにSHAPE(波形)をわりあてしてピッチや音量を変化させる機能です。
〔Preset〕
WSEQ【SHAPE】のプリセットパターンを選択します。
〔Start / End〕
WSEQ【SHAPE】の始まりと終わりのステップを選択します。
〔Loop Start / Loop End〕
WSEQ【SHAPE】の始まりと終わりのループのステップを選択します。
〔Repeats〕
ステップのループを繰り返す回数を設定します。
(デフォルトではInf (無制限) )
【Shape Controls Volume】
Off:ウェーブ・シーケンスのボリュームに影響しません。
On:音量に対してシェイプが適用されます。
※WSEQ【PITCH】の〔Use Shape〕をOn にするとピッチがWSEQ【SHAPE】レーンの設定によって変化します。
【Shape】[List of shapes]
2、3、4 のパルスを含む数多くのシェイプから選ぶことができます。
【Offset】 [–1.00 ~ +1.00]
シェイプ全体を上下にオフセットします。Mod Processor の「Gate」(62 ページ)の Offset、Amount と同様に、Offsetは Level と合わせて機能します。例えば、シェイプでボリュームをコントロールしたいが、完全に音が出なくなるまでボリュームを下げたくないときは、Offset と Level の両方を +0.50 に設定します。
【Level】[–2.00 ~ +2.00]
シェイプの振幅を変化させます。– の値 にすると、シェイプは反転音として発音します。
【Phase】[–180 ~ +180°]
シェイプのスタート・ポイントを設定します。例えば、シェイプの真ん中でスタートさせるときは、Phase を +180° に設定します。
【Probability】
ステップを再生するプロバビリティ「確率」を設定します。
100%から値を減らすとステップを飛ばす確率が増します。
【Gate】[Truncate, Scale Shape]
Scale Shape:シェイプは Gate Length で設定したタイムで変化します(Timing Step の Duration も同様)。
例えば、Gate Lengthを50% にするとシェイプは 2 倍の速さで発音されます。
Truncate:シェイプはTiming Step の Duration で設定したタイムのみで変化します。Gate Length を 100% 未満にすると、シェイプの最後は途中で切られたようになります。
【Wave Sequence Utility】(各レーン共通です)
〔Action〕
Cut Steps
A1~D16の指定したステップをカットします。
Copy Steps
A1~D16の指定したステップをコピーします。
Paste Steps
カット / コピーしたステップを指定したステップに貼り付けます。
Insert Steps
カット / コピーしたステップを指定したステップに挿入します。
Add Steps To End
使用するステップの最大値を設定します。
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その8 〜WSEQ / SHAPE編~|初心者でもわかる 解説
KORG wavestateのWSEQ【SHAPE】はステップごとにエンベロープをわりあててピッチや音量を変化させるといった感じの機能です。
【SHAPE】波形の種類もいわゆるADSRっぽいカーヴから刻み系の細かいものまでたくさんの中から選択可能です。
これも一種の変調ですね笑
「ステップごと」
というのがwavestateらしい機能だと思いました。
ウェーヴシーケンシング2.0ではこの【SHAPE】も独立して再生できるので独特の変化をくわえることができそうですね!