0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
“新世代ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー”
KORG Wavestate
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その10 〜WSEQ / STEP SEQ編~|初心者でもわかる 解説
今回はKORG Wavestateの
ウェーヴシーケンシング2.0 WSEQ【STEP SEQ】の
基本的な操作についての解説です。
WSEQ【STEP SEQ】は
モジュレーションをもとにシーケンスする機能なので
【STEP SEQ】のみでは音は変化しません。
まずモジュレーションの設定をします。
【LFOs】〔PITCH〕の〔CURVE〕のつまみを動かして
LFOでピッチの変調をします。
【LFOs】〔PITCH〕Freq(LFO変調のスピード)を
WSEQ【STEP SEQ】でコントロールしたいと思います。
【LFOs】〔PITCH〕Freq(LFO変調のスピード)を
選択中に
【MOD】+【PAGE】ボタンを押します。
Dest (変調先) : Pitch LFO Frequency
Src (変調元) : (waiting…)
と表示されるので【ENTER】を押します。
の選択画面になるので
〔Genelators〕▷〔Step Seq Lane〕を選択します。
〔Intenscity〕で〔Step Seq Lane〕が
設定したLFOの〔Freq〕にかかる深さをコントロールします。
〔Preset〕
WSEQ【STEP SEQ】のプリセットパターンを選択します。
〔Start / End〕
WSEQ【STEP SEQ】の始まりと終わりのステップを選択します。
〔Loop Start / Loop End〕
WSEQ【STEP SEQ】の始まりと終わりのループのステップを選択します。
【Use Shape】[Off, On]
Onにすると【SHAPE】 レーンによって変調のしかたが変化します。
【Step】[A1 ~ D16]
選択中のステップを表示します。
【Type】
Value + Continuous Mod:ステップはプログラムされた値を使用し、モジュレーションは継続してその値に影響を与えます。例えば、LFO で Value にモジュレーションをかけると、ステップの発音時に LFO のシェイプが聴こえます。
Value * Random +/–:ステップの Value は、バイポーラ(+ と –)のランダムな量によって変化します。このときは+、– のどちらかです。
Value * Random +:ステップの Value は、ユニポーラ(+)のランダムな量によって変化します。Value が正数のときは + の出力、Value が負数のときは – の出力になります。
Value + S & H Mod:ステップはプログラムされた Value を使用し、モジュレーションはステップのスタート時に更新されます。例えば、LFO が Value にモジュレーションをかけていると、ステップ開始時の最初の LFO の振幅のみが重要になり、ステップの進行中に LFO のシェイプは聴こえません。
【Value】
【STEP SEQ】ステップの出力レベルを設定します。
【Probability】
ステップを再生するプロバビリティ「確率」を設定します。
100%から値を減らすとステップを飛ばす確率が増します。
【Wave Sequence Utility】(各レーン共通です)
〔Action〕
Cut Steps
A1~D16の指定したステップをカットします。
Copy Steps
A1~D16の指定したステップをコピーします。
Paste Steps
カット / コピーしたステップを指定したステップに貼り付けます。
Insert Steps
カット / コピーしたステップを指定したステップに挿入します。
Add Steps To End
使用するステップの最大値を設定します。
【STEP SEQ】A1 ~ A4のステップに
Value + Continuous Mod
Value * Random +/–
Value * Random +
Value + S & H Mod
4つの〔Type〕をわりあてして
音を鳴らしてみます。
〔Step Seq Lane〕のステップで
設定したピッチLFOの〔Freq〕が変化しているのがわかります。
【Use Shape】をOnにして
A1 ~ A4のステップを組みます。
さらに変調が変化しているのがわかります。
動画ではピッチから
【FILTER】〔CUTOFF〕にDestを変えて変調して
【STEP SEQ】のステップで変化させています。
【SAMPLE】LaneのPresetで
サンプルを変えながら鳴らしたら面白い感じのサウンドになりました^^
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その10 〜WSEQ / STEP SEQ編~|初心者でもわかる 解説
WSEQ【STEP SEQ】は
モジュレーションの掛かり方や量をシーケンスする
っていう感じの機能ですかね。
…使い方がわかっても使い道がわからないくりっぱーですが(^^;
モジュレーションとかに深くハマったら使う日が来るのかしら。
実際今回使ってみたらなかなか面白い感じの変化をするので
使いこなせたら
かなりオリジナリティのあるサウンドが鳴らせると思います!
今回はピッチとフィルターカットオフをやりましたが
wavestateはそれ以外にも
さまざまなパラメーターをモジュレーションできるので
より複雑な変調のサウンドが作れそうですね♪
面白い使い方とかあったらぜひ教えてください。