0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
ライブに制作に大活躍のくりっぱーお気に入りのBEHRINGER(ベリンガー)社のセミ・アナログ・シンセサイザー、NEUTRON (ニュートロン)について書いていこうと思います。
BEHRINGER NEUTRONの使い方の解説動画です
よかったら見てみてください^^
Behringer Neutron ベリンガー ニュートロン|解説動画
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近年、シンセサイザー産業に参入して過去の名機を再現して販売しているべリンガーさんですが、このNEUTRONはべリンガーさんのオリジナルのアナログ・セミモジュラー・シンセサイザーです。
アナログ・セミモジュラーといってもCV / MIDI / USBの接続が可能なのであらゆる環境で扱うことができます。
現代のモジュラーのスタンダード規格、EURO RACK(ユーロラック)にも対応していてパネルを外してマウントすることが可能です。
2VCOでパラフォニック機能で2つのオシレーターを別々に発音も可能です。
オシレーターシンク、パルスワイズモジュレーション、パッチングによってFMなどの変調が可能になります。
個人的にはオシレーターが切り替え式ではなく可変式なのがうれしいです。
(設定によって切り替え式にも変更可能です)
オシレーターだけでもかなり音作りができます^^
フィルターはLPF / BPF / HPFが使えます。
レゾナンスも効きがよくてエンベロープと組み合わせてこれでキックのサウンドなど作ったりできます。
演奏情報等なくても発音できるVCA BAIS機能は個人的にかなりお気に入り。
はじめてNEUTRON触ったときにこの機能だけでかなり遊べましたしこの機能があったから「欲しい!」って思えたのかもしれません。
音の時間的コントロールをするエンベロープも2基搭載しています。
デフォルトではアンプとフィルターに割り当てられてますが、パッチングによってさまざまなパラメーターの時間的変化が可能になります。
音をオシレーターの波形に沿って周期的に変化させる機能です。
NEUTRON使ってみて思ったのはLFOもオシレーターだということ。
(ローフリークエンシーオシレーターですからね。)
LFOも【第3のオシレーター】として発音することが可能です。
シンセサイザーにとってノイズは音作りの重要なファクターですよね。
パッチングによってさらにいろいろな変化をもたらします。
アナログディレイは決してきれいな音じゃないけどレトロ・フューチャーな要素をもたらしてくれます。
REPEATS(フィードバック)で発振させることも可能です。
そしてパッチングでかなり遊べます^^
ちょい歪みからディストーションサウンドまで音をラウドにしてくれます。
TONE機能で音質調整できるのも便利ですね^^
(音声ではなく)信号をサンプリングして変調させるサンプルアンドホールド。LFOとともに多用します。
信号を遅らせるSLEWとピッチの移行を遅らせるグライド機能でおなじみのポルタメント。アナログシンセの定番ですね。
いままでふつうのシンセサイザーだとアッテネーターなんて言葉すらしらなかったけど信号の強さを抑えるアッテネーターはモジュラーシンセのパッチングにおいてかなり重要な要素です。
背面にUSB、フロントにMIDI INがあるのって機能的でいいですね^^
…ぼくのシンセサイザーの概念を覆した沼です笑
パッチングによる自由なモジュレーションはぼくのシンセサイザーに新しい楽しみを吹き込んでこれました。
CVの数だけ自由がある!
と思えました笑
・とにかく音が最高
・すべてのパラメーターをフィジカルに操作性できる
・VCA BIAS機能で単体でも音が出せる、パッチングによって自動演奏的なことも可能
・USB / MIDI / CVとあらゆる環境で使える
・パッチングのあんばいも良くてこのNEUTRONでモジュラーのパッチングに基礎が学べる
・音色がメモリーできない
・オシレーターのピッチのつまみがかなりデリケート(アナログなので当然かもですが)
サウンド ★★★★★
操作性 ★★★★★
視認性 ★★★★★
拡張性 CV機器等で無限
お買い得度 ★★★★★
シンセサイザーを扱う全ての音楽
この度田植え(モジュラーシンセのパッチング)デビューしましたw
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) April 20, 2019
実際使ってみてこのNeutronはセミモジュラーなので単体でも使い込めるし、音も操作性も良いのでモジュラー入門機としてスタンダードになりそうなシンセですね♪#Behringer#Neutron#modular pic.twitter.com/7k5UP4DBfF
田植えの時期なんで笑パッチングの接続の研究してます。
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) May 27, 2019
Neutronって普通にアナログシンセとしても優秀だけどパッチングするかなりカオスになる!
めっちゃ楽し過ぎます^^#Behringer#Neutron#Modular pic.twitter.com/kqyJ8WxKrU
KORGさんのSQ-1と追加パッチケーブル買ってNEUTRONホレ直した^^
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) July 29, 2019
やっぱりハードシンセ楽しー!#BEHRINGER#NEUTRON#KORG pic.twitter.com/h4o1ozGPcg
パッチングなしても通常のアナログ・シンセサイザーとしても素晴らしいポテンシャルを持っていて、いままでソフトシンセで作った音をNEUTRONで差し替えたりしてます。
パッチングなしでも十分素晴らしいアナログシンセサイザーですが、
パッチングするとさらに化けます笑
「いやー、べリンガーさんわかってらっしゃるなぁ!」と笑
機能的にひと昔前なら15万~20万くらいしたようなシンセです。
個人的にはこれまでアナログ / デジタル / サンプリング、ハードウェア / ソフトウェア / アプリ、いろいろなシンセサイザー使ってきてアナログシンセサイザーの音作りって
「アナログ・モノシンセってオシレーター削ったりLFOでモジュレーションする程度でしょ」くらいにしか思ってなくて(←無知(^^;)
NEUTRON触ってパッチングして音出ししてみるとその認識が全く変わるという
まさに事件でした!
それ以降NEUTRONをいじりつつ、パッチングやモジュラー・シンセサイザーの勉強を始めましたが音や信号の流れを理解することによりシンセサイザーがもっともっと好きになりました!^^
ぼくはべリンガーさんの回し者じゃありませんが笑
音、使用感、パッチング、外部連携、コスパ
どれをとっても
なんじゃないかと!
コスパもたしかに良すぎるくらいに良いんですが安いから!とか、お買い得だから!とかじゃなくて定番のアナログサウンドからパッチングを駆使した変態サウンドまで笑作り出せる
純粋に素晴らしいシンセサイザーとして
本当に一人でも多くの人に手にとっていただきたいシンセサイザーです。
先日KORGさんのアナログステップシーケンサーのSQ-1を購入してNEUTRON鳴らしてみたのですがただ音階を自動演奏するだけではないCVならではのシーケンス演奏は楽し過ぎます!
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これからもBEHRINGER NEUTRONライブに制作にガンガン使っていこうと思います!^^
ではまた次回!
BEHRINGER NEUTRONの使い方の解説動画です
よかったら見てみてください^^
Behringer Neutron ベリンガー ニュートロン|解説動画
見にきていただけるとうれしいです^^