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KORG modwave コルグ モドウェイヴ 操作方法 その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

 

 

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

 

“新世代ウェーブテーブル・シンセサイザー” 

 

 

KORG modwave 

 

 

のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

 

KORG modwave その3 〜オシレーター編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 


 

 

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今回はKORG modwave

 

 

オシレーターについての解説です。

 

 

KORG modwave 2つのオシレーター

 

 

 

 

シンセサイザーの発音の要、オシレーターセクションですがKORG modwaveオシレーターはプログラムごとに2基のウェーヴテーブル / PCM波形をオシレーターとして使用可能です。

 


・200以上のウェーブテーブル、

・それぞれ最大64の波形、

・30以上のモディファイア

・13のモーフタイプ

 

 

を使ってリアルタイムにコントロールしたり変調してさまざまなサウンドを鳴らすことができます。

 

 

各プログラムは2つのオシレーター【OSC MODE 1 / 2】〔OSC MODE〕

 

 

〔A〕選択したAの波形のみ

〔A / B〕選択したA / B波形のブレンド

〔SAMPLE〕マルチサンプル波形

 

 

を選択して鳴らすことが可能です。

 

 

〔SAMPLE〕選択時は〔POSITION〕〔A/B BLEND〕〔MORPH〕は使用できませんが【OSC 2】は〔MORPH〕でAM / RING MODの変調が可能です。

 

 

KORG modwave ウェーヴテーブル波形とは?

 

 

 

 

 

 

ウェーヴテーブル波形とは短い周期の波形を組み合わせたものでmodwaveでは最大64個の波形を組み合わせたウェーヴテーブルがあります。

 

 

初期状態で選択されている〔BASIC〕というウェーヴテーブルは

 

 

ノコギリ波 / 矩形波 / 三角波 / サイン波の4つの波形を組み合わせたものです。

 

 

〔POSITION〕

ウェーヴテーブル波形の読み出し位置をコントロールします。

動画ではつまみをまわしてノコギリ波~サイン波に可変させています。

 

 

〔XFADE〕

値が高いほどウェーヴテーブルの変化が滑らかになります。

初期値は100ですが、0にするとウェーヴテーブル波形が可変ではなく切り替わります。

 

 

 

 

【OSC 1 / 2 Wavetable

〔WAVE SELECT〕

波形の選択をします。VALUEをまわすと波形を選択できます。

 

 

 

 

ウェーヴテーブル、マルチサンプルともにかなりの数が収録されているので1~16のボタンでカテゴリーから目的の波形を選択することも可能です。

 

 

 

 

〔MOD〕(Wavetable A Modifier)

ウェーブテーブル・モディファイア(MOD)の設定でテーブルの生成方法が変化し、メモリーされている波形からさまざまなサウンド・バリエーションを作り出します。

 

 

【OSC 1 / 2 Position】

〔POSITION〕

ウェーヴテーブル波形の読み出し位置をコントロールします。

 

 

〔XFADE〕

値を上げるとウェーヴテーブルの変化が滑らかになります。

 

 

 

 

〔OFFSET〕〔OSC MODE : A / B〕のみ

実際に発音する波形が上記の Position の値とOFFSETの値の合計値になります。

 

 

〔A/B BLEND〕〔OSC MODE : A / B〕のみ

オシレーターA / Bのミックス比をコントロールします。

 

 

KORG modwave MORPH機能で波形の形を変えよう!

 

 

 

 

【MORPH】

波形の形を曲げたり引き伸ばしたり、さまざまな方法で変えて複雑なサウンドにすることが可能です。【POSITION】とともにウェーヴテーブルのサウンド作りで重要な機能です。

 

 

〔None〕

ウェーブテーブルはそのまま発音します。

 


〔Sync〕

ウェーブテーブルのスタート位相が、内蔵の隠されたオシレーターの周波数でリセットされ、アナログ・シンセのオシレーター・シンクのような効果になります。Morph Amountで隠されたオシレーターの周波数をコントロールします。

 


〔Windowed Sync〕

上記のSyncと同様ですが、高周波域を抑えてエイリアシングを低減しています。

 

 

〔Stretch〕

波形が一方方向に引き伸ばされ、逆方向は縮められて、アナログ・シンセのパルス・ウィズ・モジュレーションと似たような効果になります。Morph Amountが50のときは、波形は変化しません。

 


〔Flip〕

波形の一部が上下に反転します。Morph Amountで反転するポイントを設定します。

 

 

〔Mirror〕

波形を半分の長さに縮め、残りの半分にそのミラー・イメージを挿入します。Morph Amount は、上記の Stretch と同様に、波形の伸長/圧縮をコントロールします。

 


〔Mirror Stretch〕

上記のMirrorと同様ですが、Stretchの効果も加わります。

 


〔Narrow〕

Morph Amount の値が上がると、波形は先頭方向に圧縮され、残りの部分にはゼロが挿入されます。Stretch とは異なる方式ですが、パルス・ウィズ・モジュレーションと似た効果にもなります。

 


〔Narrow Stretch〕

上記のNarrowとStretchの組み合わせで、波形の長さを圧縮すると同時に、伸長/圧縮もします。

 


〔Windowed Narrow〕

上記のNarrowと同様ですが、高周波域を抑えてエイリアシングを低減しています。

 


〔W.NarrowStretch〕

上記のNarrow Stretchと同様ですが、高周波域を抑えてエイリアシングを低減しています。

 

 

 

 

【MORPH】の深さ〔AMT〕はつまみでコントロールする他、デフォルトではLFO】〔OSC1 / 2〕にわりあてられているので変調して時間的に変化させることが可能です。

 

 

 

 

【SHIFT】+〔MORPH〕でMORPHの種類を直接変更可能です。

 

 

 

 

オシレーター2は上記のMorph Typeに加え〔FM〕〔AM〕〔Ring Mod〕の3タイプも選択できます。

 

 

この3タイプのいずれかを選択したときは、オシレーター1がモジュレーターとなり、オシレーター2がキャリアになります。オシレーター1をモジュレーターとしてのみ使用しているときは、そのLevelを0%にします。

 

 

KORG modwave サブオシレーターを使おう

 

 

 

 

【SUB / NOISE】でサブオシレーター / ノイズの選択と音量のコントロールをすることが可能です。

 

 

KORG modwave マルチサンプル波形を使おう

 

 

 

 

【OSC 1 / 2】〔OSC MODE:SAMPLE〕

マルチサンプル波形を選択します。いわゆる生楽器系の音も使えます。

マルチサンプルも膨大な量が収録されていますが、カテゴリー機能でジャンル別に選択できます。

 

 

※〔OSC MODE:SAMPLE〕選択時はPOSITION / BLEND / MORPHは機能しません。

 

 

 

 

【OSC 2】〔MORPH〕〔AM〕〔Ring Mod〕の変調が可能です。

 

 

KORG modwave ピッチのコントロールをしよう!

 

 

 

 

全体的なピッチのコントロール【AMP & PITCH】でおこないますが、各オシレーターのピッチは【SHIFT】を押しながらおこないます。

 

 

【SHIFT】+〔POSITON〕OCTAVE

オシレーターのオクターブをコントロールします。

 

 

【SHIFT】+〔BLEND〕〔TUNE〕

オシレーターの半音単位のピッチをコントロールします。

 

 

【SHIFT】+〔MORPH〕〔MORPH TYPE〕

MORPHの種類を変更します。

 

 

【SHIFT】+〔LEVEL〕〔PAN〕

オシレーターの左右定位をコントロールします。

 

 


 

 

KORG modwave その3 〜オシレーター編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 

KORG modwave その3 〜オシレーター編~ まとめ

 

 

DW-8000のときは16個だけだったデジタル波形もmodwaveでは200以上のウェーブテーブル(DWの波形すべてをウェーヴテーブル化したものもあります)、さらにモディファイアやモーフ機能で変幻自在に波形を変えることが可能です。

 

 

ソフトウェアシンセサイザーばりのサウンド作りがハードのmodwaveでは可能です。

 

 

「理論上ではオシレーターだけで2億3千万以上のウェーブテーブルのバリエーションが可能」

 

 

とのことですが、ユーザーウェーブテーブルも追加可能ですので…もう無限ですね笑

 

 

opsixもwavestateもプラグイン化されているからそのうちmodwaveもソフトウェア化されるんでしょうかねー。

 

 

マルチサンプルをオシレーターとして使えば通常のPCMシンセサイザーとしても使用可能です。

 

 

レイヤーAにマルチサンプル、レイヤーBにウェーヴテーブルというハイブリッドに鳴らすことも可能です。

 

 

FM変調も可能ですし、ウェーヴテーブルを活かした現代っぽいデジタルサウンドが得意なイメージですね。

 

 

シンプルな波形とフィルターでアナログシンセサイザー的なアプローチしても面白いと思います。

 

 

オシレーターだけでもかなりメガ盛り多機能ですが(^^;

 

 

オシレーター以降の基本的なサウンド作りは

 

 

フィルター、エンベロープで加工+LFOで変調

 

 

というアナログシンセシスと同様です。

 

 

まずはお気に入りのウェーブテーブルを見つけて変化の仕方を確認するとか、プリセットの気に入ったサウンドでどのウェーヴテーブルが使われているかとかどういった変化をさせているかとか研究してみてもいいと思います。

 

 

ではまた次回!
 

 


 

 

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