0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
マルチトラックFMシンセサイザー / グルーヴボックスの
SONICWARE LIVEN XFM
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
SONICWARE LIVEN XFM ソニックウェア 操作方法
その5 〜SOUND EDIT編②~|初心者でもわかる 解説
SONICWARE LIVEN XFMはテクノミュージシャンのdkさん(@dk_L4B)さんにお借りして動画を作成させていただいてます!
今回はSONICWARE LIVEN XFMの
SOUND EDITのFM変調の基本的な操作の解説です。
前回も触れましたがFM(Frequency Modulation)シンセシスはオペレーター(サイン波)同士を変調させるシンセシスでかんたんにいえば超高速LFOで新しい波形を生み出すシンセシスです。
変調をする波形をモジュレーター、変調される波形をキャリアと呼びます。
LIVEN XFMでは4つのオペレーターを組み合わせて変調します。
4つのオペレーターはアルゴリズムによってモジュレーター(M)とキャリア(C)の組み合わせを選択します。
たとえば①のアルゴリズムはオペレーター1がキャリアでオペレーター2、3、4がモジュレーターなので3つのオペレーターでキャリア波形を変調します。
②のアルゴリズムはオペレーター3、4オペレーター2を変調してその波形でオペレーター1を変調します。
⑫のアルゴリズムは4つのオペレーターがすべてキャリア波形なのでそのまま出力します。
さらに前回取り上げたようにオペレーターごとのエンベロープによる時間的変化やキースケーリングも可能なのでより複雑なサウンドを生成することが可能です。
FM音源の特徴はオペレーターのレベル=変調のレベルでもあります。
同じオペレーターの設定でもアルゴリズムの組み合わせで全然違うサウンドになります。
SONICWARE LIVEN XFMでは【PAGE 1 / 2】同時押しで16のアルゴリズムを選択可能です。
FMシンセシス慣れてない方は2つのオペレーターで変調してみると良いと思います。
①のアルゴリズムでオペレーター2のモジュレーター波形でオペレーター1のキャリアを変調します。
〔1~4:OP / MIXER RECEVE LEVEL〕で変調の深さをコントロールします。
〔5:RATIO / FREQ〕の【PAGE 2】でfixedをオンにしてピッチを固定します。
〔9~12:ADSR LEVEL / time〕で変調の時間的変化をコントロールします。
また、〔6〕の【PAGE 2】+【MIXER】で選択中のオペレーターのピッチエンベロープをコントロールすることも可能です。
スケーリングの設定で時間や音域による変調のコントロールも可能です。
SONICWARE LIVEN XFM ソニックウェア 操作方法
その5 〜SOUND EDIT編②~|初心者でもわかる 解説
5回にわたってSONICWARE LIVEN XFM掘り下げてみました!
正直LIVEN XFMのFM音源って
もっと簡易的なものだと思ってましたが、、、
4オペレーターのガチなFMシンセサイザーでした!
FMシンセサイザーあんまり得意じゃないので解説というよりただ鳴らしてるだけの動画になってしまいました(^▽^;
LIVEN XFMはかなりプリセットサウンドが収録されているのでFMシンセシス慣れてない方は目的に近いプリセットのサウンドいじった方がわかりやすいかなって思いました。
こだわる方はかなり作りこめるんじゃないかと思います!
オーバーレイシートでまったく別のパラメーターを機能させるのは斬新でした。
ずっと気になってたSONICWAREのLIVENシリーズ、
一通り使ってみてガジェット機材の後発だけあって取り回しも良いし、
サウンドエディットのFMはちょい難しいけど
(FM音源の音作りに関してはネット上にたくさんの動画や情報があるので極めたい方はいろいろ探してみてください)
4パート使えて音色もいろいろ選べるのでFM音源苦手でも通常のシンセエンジンはわりと感覚的に鳴らせるので楽しいです。
シーケンサーもランダマイズやプロバビリティなども取り入れていてマシンライブに特化した仕様で面白かったです^^
今回はお借りすることができましたが、今度べつのLIVEN一台買ってみようかな^^
SONICWARE LIVEN XFM くりっぱーチャンネル再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^