0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
herbs and stone Liquid Foam
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
herbs and stone Liquid Foam 操作方法
Herbs and Stones Liquid Foam (Standalone)clockfacemodular.com
herbs and stone Liquid Foamはテクノミュージシャンのdkさん(@dk_L4B)さんにお借りして動画を作成させていただいてます!
今回はherbs and stone Liquid Foamの基本的な操作の解説です。
herbs and stone liquid foamはデュアル・シーケンサーを中心に展開する、モジュラー式のモノフォニック・アナログ・グルーヴボックスです。付属するバナナタイプのパッチケーブルを用いた接続は、シンプルな4/4のループ、絶えず変化する入り組んだシンセライン、音程の狂った奇抜な音から有機的でパーカッシブなフレーズまで、幅広いサウンド・メイキングが可能です。
Liquid Foamは今回取り上げるスタンドアロン版の他にユーロラック版もあり、こちらはエンベロープ出力、バンドパスフィルター出力、トリガー出力を搭載しています。
Herbs and Stones Liquid Foam (Eurorack)clockfacemodular.com
【Clock Section】
[Rate]ノブでシーケンスの速度を指定します。
LEDでテンポを示します。
↑矢印は外部クロック入力↓矢印はクロック出力になります。
【LFO Rate & Width】
RateはLFOのスピード、Widthはパルス幅をコントロールします。
【drive】
オーバードライブをコントロールします。
【Input X & Y】
XとYへのゲート信号の入力によりシーケンスの回転パターンを変更しハイ状態のゲートの異なる組み合わせを獲得できます。
これにより複雑なリズムパターンやメロディの生成を可能にします。
【Sequencer A】
シーケンサーAは4つの出力で構成されており、基本状態では任意のクロックステップでそのうちのひとつだけがハイになる可能性があります。LEDはアクティヴなゲートの時計回りの回転を視覚的に示します。
【Sequencer B】
シーケンサーBはLFOのRateとWidthおよびクロックのスピードの関係性に紐付けられています。クロックを受信するたびにLFOの状態を確認、ハイの状態の時に4つの出力端子からゲートを出力します。
【Inputs A / B / C】
シーケンサーまたはLFOからゲートを受け取りそれらの関係性に基づいた7つの異なるピッチ情報を生成します。
【LFO Output & LED】
内蔵LFOの出力端子。出力はシーケンサーBへ内部結線されています。
【Master Pitch Knob】
内蔵LFOの出力端子。出力はシーケンサーBに内部結線されています。
【1st Wave Knob】
三角波からノコギリ波に可変します。VCO波形はウェーヴシェイパーへと出力されます。
【Low Pass Filter Section】
内蔵の2ポール、12db/octのローパスフィルターのカットオフ周波数をレゾナンスコントロールノブ。
LPFは内蔵エンベロープジェネレーターの影響も受けます。
【2nd Wave Knob & Width Control】
1番目のウェーヴシェイパーで設定された波形とWidthノブでパルス幅で設定した矩形波をブレンドします。
【Envelope Offset Knob & eg inv In】
eg inv入力へトリガー信号が入力されるとエンベロープのカーヴが反転されます。Offsetノブは反転エンベロープがどの程度フィルターカットオフ周波数に影響するかをコントロールします。
これは同一のシーケンスがステップごとに異なるエンベロープの形状を持つことができることを意味します。
【Envelope Decay Knob】
入力A / B / Cがゲート信号を受信する度に内蔵のDタイプエンベロープがトリガーされます。decayノブはエンベロープの減衰時間をマニュアルでコントロールします。
【EG to VCO Input】
この端子へゲート信号のパッチングにより入力ABCの信号をバイパス、エンベロープジェネレーターをVCOの周波数入力へルーティングします。
これはキックドラム等の作成に有用な他、反転エンベロープを併用することで、ノート毎にことなるグライド / ポルタメントの作成にも利用できます。
Liquid Foamは外部入出力があるので外部機器と同期が可能です。
今回はAKAI RHYTHM WOLFでやりましたがvolcaシリーズでも可能だと思います。
Liquid Foam自体はMIDIはありませんがRHYTHM WOLFやvolcaシリーズなどMIDI INのあるマシンをかませばMIDI機器との連携も可能だと思います。
herbs and stone liquid foam 操作方法
今回はひさびさのセミモジュラーでしたが、シンプルだし感覚的に使えたので楽しかったです。
サウンド的にはいわゆるアシッド系のサウンドのシンセサイザーですがパッチングによるシーケンスの生成はTBシリーズとはまた違った高揚感を得ることができると思います。
ドラム音源あればずっと遊んでられますね!笑
ユーロラック版はさらに使い勝手向上してそうです^^