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Arturia Pigments 2 アートリア ピグメンツ 操作方法 その5 ~SAMPLE編①〜|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

 

フランスのシンセサイザーメーカー

 

 

Arturiaさんの初のオリジナルソフトシンセサイザー

 

 

Pigmentsの動画連動記事です。

 

 

 

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Arturia Pigments 2メーカーHP

https://www.arturia.com/products/analog-classics/pigments/overview#jp


 

Pigments

 

 

豊富なモジュレーションと

 

 

・ヴァーチャル・アナログ

・ウェーブテーブル

・サンプル / グラニュラー

 

シンセシスを統合した

 

 

現代的でパワフルなシンセサイザーです。

 
 

 


 

 

今回は【Sample】オシレーターについて

 

 

Arturia Pigments 【Sample】オシレーター

 

 

 

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周期的な波形を鳴らすシンセサイズですが
 
 
【Sample】オシレーター
 
 
読み込んだオーディオファイルを
 
 
そのまま波形として再生します。
 
 
Arturia Pigmentsには多数の【Sample】オシレーター用の
 
 
波形が収録されていますし、
 
 
お手持ちのオーディオファイルを
 
 
オシレーターとして使うことができます。
 

 

Arturia Pigments サンプルを鳴らそう!

 

 

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 Arturia Pigmentsのサンプルブラウザーを開くと

 

 

楽器やサウンドごとに分けられているので

 

 

クリックするとサンプルを読み込みます。

 

 

【Analog】【Wavetableでは再現の難しい

 

 

生ピアノやストリングスのサウンドも再現できます。

(まーそのまま鳴らすわけですからね笑)

 

 

マレット、ギター、ベース、ドラム、ノイズ、シンセ

 

 

などさまざまなサウンドが収録されているので

 

 

いろいろ鳴らしてみてください。

 

 

もちろん、お手持ちオーディオファイルも試してみてくださいね。

 

 

Arturia Pigments サンプルをエディットしよう!

 

 

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 Arturia Pigmentsには〔GRANULAR〕という

 

 

強力なシンセサイズ機能がありますが

 

 

今回ではなく次回やるのでとりあえずオフにします。

 

 

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Arturia PigmentsはA~Fの6つのスロットに

 

 

サンプルを読み込んで鳴らすことが可能です。

 

 

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【EDIT】モードでサンプル自体のコントロールを設定します。

 

 

~以下マニュアルより~

〔Transp〕サンプルを半音単位に±36半音の範囲でトランスポーズします。

 


〔Fine〕サンプルのチューニングを1セント単位に±1半音の範囲で微調整します。

 


〔Root Note〕サンプルのルートノート (オリジナルピッチ) を設定します。

 


〔Play Mode〕サンプルの再生モードを設定します。Normal (正再生) とReverse (逆再生) があります。

 


〔Loop〕ループのオン/オフを設定します。オンの場合、Loop Start / Endマーカーがサンプルビューワーの底部に表示され、ループ区間を設定できます。

 


〔Loop Mode〕このドロップダウンメニューは、ループがオフの場合はグレーアウト表示になります。メニュー内にはループ区間の再生方法を設定する2つのオプションがあります。1つはForward (正再生)、もう1つはF&B (Forward & Backward:正逆再生を繰り返す、いわゆる"ピンポン"ループ) です。

 


〔Loop Fade〕このパラメーターもループがオフの場合はグレーアウト表示になります。ここでは、ループのスタートポイントの前からフェードをかけてクロスフェードループを作れます。クロスフェードループを作っても、ループサイズ (ループ区間の長さ) は影響されません。フェードの長さがループサイズを超えたり、Trim Startからループのスタートポイントまでの区間を超える設定をした場合は、フェードの長さがそのまま反映されず、短縮されます。また、Loop FadeはLoop Mode = Forwardの場合にのみ使用できます。

 


〔Gain〕選択したサンプルスロットのその時のゲインレベルを調節します。サンプル間のレベルを揃えたい時に便利です。

 


〔Pan〕選択したサンプルスロットの左右間のパンニングを設定します。

 


〔Copy〕選択したサンプルを別のサンプルスロットにコピーするメニューが開きます。同じサンプルを別々の設定で使用したい場合に便利です。

 


〔Clear〕選択したサンプルスロットを空にし、サンプル関連のパラメーターの各設定をリセットします。実行前に確認ダイアログが表示されます。

 

 

Arturia Pigments マーカーとループをエディットしよう!

 

 

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サンプルのスタート、エンド、

 

 

ループの再生位置などをエディットします。

 

 

 ~以下マニュアルより~

〔TrimStart〕マーカー
サンプルの先頭位置を設定します。波形上部のフラグをクリック+ドラッグすると位置が変わります。
MainとMapモードでは、この位置以降の波形が表示されます。この位置は、Loop StartやSample/GrainStartよりも後ろに設定することはできません。

 

〔LoopStart〕マーカー
ループをオンにした時の、ループ開始位置を設定します。波形下部のフラグをクリック+ドラッグして位置を設定します。

 

〔Sample/GrainStart〕ポイント
サンプルを再生するスタートポイントを設定します。Trim Start / Stopマーカーとは別の位置に設定できます。このポイントは、ループ区間の中や外、またはTrimマーカーと同じ位置に設定することもできます。

 

〔Sample/GrainStart〕ノブ
Sample/Grain Startポイントの位置をこのノブで調節します。この位置は固定ではなく、Trim StartとTrim Stopマーカーの位置によって変動します。

 

〔LoopEnd〕マーカー
ループをオンにした時の、ループ終了位置を設定します。波形下部のフラグをクリック+ドラッグして位置を設定します。

 

〔TrimStop〕マーカー
サンプルの終端位置を設定します。波形上部のフラグをクリック+ドラックすると位置が変わります。
MainとMapモードでは、この位置以前の波形が表示されます。この位置は、Loop StartやSample/GrainStartよりも前に設定することはできません。

 

 

Arturia Pigments MAPモードで鳴らし方を設定しよう!

 

 

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Arturia Pigments 2は6つのサンプルを

 

 

↓以下の方法でマッピングして演奏することが可能です。

 

 

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〔Single 〕
選択したサンプルが、キーボードの全域、全ベロシティレンジで発音するモードです。

 

 

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〔Key Map〕
6個のサンプルスロットをキーボードにマッピングするモードです。空のスロットがある場合は、その前のスロットがもう1オクターブ分をカバーします。例えば、最初のスロット2個が空の場合、サンプルが入った最初のスロット (この場合はスロットC) が低音域のオクターブもカバーします。Mapモード画面の右にある矢印ボタンをクリックするとMapの表示レンジが移動します。

 

 

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〔Key / Velo Map〕
サンプルが入ったスロットを3オクターブ、2段階のベロシティレイヤーにマッピングするモードです。Velocityの表示があるフィールドでサンプルが切り替わるベロシティ値を設定します。この表の後で3つの例を交えて詳細をご紹介します。
Mapモードの画面右では各スロットがカバーするレンジ(音域) とベロシティスイッチが動作するベロシティ値が表示されます。左右の矢印ボタンでマッピングの表示レンジが上下に移動します。

 

 

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〔Sample Pick〕
サンプルの入ったスロットがキーボード上を均等にマッピングされ、Mapモード画面にSample Pickノブが表示されるモードです。MIDIノートを受けてボイスがトリガーされる時に発音するサンプルをノブで指定でき、それ以外のサンプルはそれ以降のMIDIノートに対して発音させることができます。
Sample Pickノブにマウスオーバーすると、Modアサインのアイコン (+) が表示されます。

 

 

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〔Sample Pick〕のつまみは

 

 

LFO等のモジュレーションで動かすことも可能です。

 

 

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〔RoundRobin〕
受信したMIDIノートに対してサンプルの入ったスロットが循環的に発音するモードです。グラニュラーセクションがオンの場合は、循環的に選ばれるサンプルのグレインを発音します。
Mapモード画面の右側にはサンプルの入ったスロットが表示されるだけで、その他のコントロール類はありません。

 

 

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〔Random〕
MIDIノートを受信するたびに、サンプルの入ったスロットがランダムに選ばれるモードです。グラニュラーセクションがオンの場合は、ランダムに選ばれたサンプルのグレインを発音します。
Mapモード画面の右側にはサンプルの入ったスロットが表示されるだけで、その他のコントロール類はありません。

 

 

 

 


 

 

 

Arturia Pigments その5 ~SAMPLE編①〜 ブログ連動動画

 

 

Arturia Pigments 2 アートリア ピグメンツ その5 ~SAMPLE編①〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

 

 

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Arturia Pigments  その5 ~SAMPLE編①〜 まとめ

 

 

Arturia Pigmentsサンプラーマッピング機能は
 
 
かなり面白いなと思いました。
 
 
〔Sample Pick〕モジュレーションして
 
 
ランダムに変化させると
 
 
KORG WAVESTATIONのような
 
 
ウェーブシーケンスみたいな効果が得られますし、
 
 
想像以上に使い甲斐がありそうです♪
 
 
 近年ではサンプラーというと
 
 
「大容量のサンプルを使った音源」
 
 
というイメージが強い気がしますが、
 
 
こうやって自分でサンプルを組んでいくって
 
 
昔はみんなハードウェアサンプラーでやってたんですよねー。
 
 
だから個性的な音が多かったのかって気もします。
 
 
UVI Falcomみたいに複雑じゃないし、
 
 
またこうやって自分でサンプル組んでいくのも
 
 
楽しいかなって思えました。
 
 
ではまた次回! 
 
 

 

 

Arturia Pigments ブログ連動動画再生リスト

 

 

Arturia Pigments アートリア ピグメンツ その1 ~基礎操作編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

 

 

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