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Roland SH-4d ローランド 操作方法 その9 〜ARPEGGIO編~|初心者でもわかる 解説

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Roland SH-4d 操作方法 その9 〜ARPEGGIO編~  ブログ連動動画

 

Roland SH-4d ローランド 操作方法

その9 〜ARPEGGIO編~ | 初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 

 

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今回はRoland SH-4d【ARPEGGIO】機能の基本的な操作の解説です。

 

Roland SH-4d ARPEGGIO機能を使おう!

 

 

 アルペジエーターとは押さえたノートをさまざまな順番で鳴らす機能でコードを押さえればいわゆるアルペジオ奏法が可能になる機能です。最近のハードウェア / ソフトウェアのほとんどのシンセサイザー付いてる機能なのでおなじみですね。  

 

【ARPEGGIO】ボタンを押すとアルペジエーターがオンになります。

【HOLD】を押すとキーボードから手を離してもアルペジエーターの機能が持続します。

 

Roland SH-4d アルペジエーターの設定をしよう!

 

 

【ARPEGGIO】ボタンを長押し、もしくは【SHIFT】を押しながら【ARPEGGIO】ボタンを押すとアルペジエーターの設定画面になります。

 

〔Mode〕

和音で演奏したときにアルペジオで発音する順番を設定します。

UP:押さえたノートの低い方から順番に鳴ります。
DOWN:押さえたノートの高い方から順番に鳴ります。
UP&DOWN:押さえたノートの低い方から高い方へ、さらに折り返して低い方へ順番に鳴ります。
RANDOM:押さえたノートの音がランダムな順番で鳴ります。
NOTE ORDER:押さえたノートの順番に鳴ります。

〔Rate〕

アルペジオ演奏の1ステップあたりの音の長さ(音符)を設定します。

〔Oct Range〕
アルペジオが発音するオクターブの幅を設定します。
演奏ノートに対して上側のオクターブか(+)、下側のオクターブか(-)を設定できます。

〔Transpose〕
アルペジオの発音を半音単位でシフトします。

〔Gate Length〕
アルペジオ・パターンの各ノート長に対してどれだけの長さが鳴るかの割合を設定します。
音を短く切ってスタッカート気味に鳴らすか、十分に伸ばしてテヌート気味に鳴らすかを設定します。

〔Shuffle〕
偶数番目のノートのタイミングを変化させて、シャッフルのリズムで鳴るようになります。
「0」のときは等間隔で音が鳴り、値が大きくなるにつれて付点音符のような弾んだ感じになります。

〔Velocity〕
外部キーボードから入力したノートのベロシティー(弾いた強さ)に応じてアルペジオのノートのベロシティーを変化させたいときは、「REAL」に設定します。
入力したノートのベロシティーに関係なくアルペジオのノートを一定のベロシティーにしたいときは、「1~127」に設定します。

 

Roland SH-4d ARPEGGIOの演奏を録音しよう!

 

 

前回のトーン打ち込み編でもやりましたが、

【SHIFT】+【START】ボタンでアルペジエーターの演奏をシーケンスに記録することが可能です。

基本的にアルペジエーターは単音の発音になりますが

SH-4dのシーケンスは1ステップにつき8音記録可能なので重ねて録音してポリフォニックのシーケンスを作ることも可能です。

 

 

さらに〔PROB〕〔SUB〕などをエディットするとより複雑なシーケンスが可能です。

 

Roland SH-4d VISUAL ARPEGGIO機能を使おう!

 

アルペジエーター機能は世のいろいろなシンセサイザーに搭載されている機能ですが、画面と発音をリンクさせ、さまざまな方法でフレーズやモジュレーションを作り出す【VISUAL ARPEGGIO】機能はSH-4dならでの機能です。

 

 

 

VISUAL ARPEGGIOを使うには【SHIFT】を押しながら〔16:MENU〕 ▷〔VISUAL ARPEGGIO〕を選択します。

 

 

BOUNCE
キーボード・ボタンを押して本体を傾けます。
本体に接続した外部キーボードでも演奏できます。

【1】で板の横幅を設定します。
【2】で板に跳ね返る強さを設定します。

 

 

【BUBBLE】
キーボード・ボタンを押します。
本体に接続した外部キーボードでも演奏できます。

【1】
全体の速度を調節します。

【2】
本体の傾きのバブルの動きへの影響の大きさを設定します。

【△】
最初に追加したバブルから順番に消去します。

【▽】
最後に追加したバブルから順番に消去します。

 

 

【SKETCH】
【1】【2】のつまみを使って画面に音階を描きシーケンスを再生します。

【1】

カーソルを左右に移動します。
つまみを押下しながら動かして線を描きます。

【2】

カーソルを上下に移動します。
つまみを押下しながら動かして線を描きます。

【◁▷】

クォンタイズするスケールを設定します。
「CHROMA」以外に設定すると、設定したスケールの構成音の中で線で描かれた音に最も近い音が発音されます。

【△▽】

スケールの根音(ルートの音)を設定します

【キーボード・ボタン】

カーソルを弾いた音の高さの位置に移動します。

【ENTER】

シーケンスを再生します。

 

 

【PONG】

キーボード・ボタンを押し【1】【2】つまみでパドルを動かします。

【1】

左のパドルを動かします。

【2】

右のパドルを動かします。

 

 

【ORBIT】

【△】ボタンを押し、キーボード・ボタンで持続音を弾きます。

【1】

CUTOFF、RESONANCE、AFT、MODの効果がかかる先のパラメーターを設定します。

【2】

【1】で選択したパラメーターの効果の強さを設定します。

【△▽】

衛星の数を増やしたり減らしたりします。

【◁▷】

衛星の運動を【▷】で速くしたり【◁】で遅くしたりします。

 


 

Roland SH-4d 操作方法 その9 〜ARPEGGIO編~  ブログ連動動画

 

Roland SH-4d ローランド 操作方法

その9 〜ARPEGGIO編~ | 初心者でもわかる 解説

 

 

Roland SH-4d 操作方法 その9 〜ARPEGGIO編~ まとめ

 

Roland SH-4dのアルペジエーターの機能自体は定番オブ定番な感じですがシーケンスに重ねて記録することによって新たなシーケンスが作成できるし、

 

mc-101でもやってみたいテクニックだと思いました。

 

そして画面、角度、発音をリンクさせる〔VISUAL ARPEGGIO〕は正統派のRolandにしてはかなりとんがってて面白い機能だと思いました笑

 

正直、使い道よくわからないのから笑

ライブで使えそうな機能などいろいろありますね!

どちらかといえばKORGさんがこういうの作りそうですが笑

 

正統派のRolandさんのプロダクトでこういった遊び心ある機能が付いてるって面白いですね!^^

 

アプデで種類増えたらいいなー。

 

ではまた次回!
 

 

 

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