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KORG modwave コルグ モドウェイヴ 操作方法 その5 〜ENVELOPES編~|初心者でもわかる 解説

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KORG modwave 

 

 

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KORG modwave その5 〜ENVELOPES編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイヴ  操作方法

その5 〜ENVELOPES編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 


 

 

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今回はKORG modwave

 

 

【ENVELOPES】についての解説です。

 

 

KORG modwave エンベロープとは?

 

 

 

 

エンベロープとはカーヴを作成して音量やフィルターなどのパラメーターの時間的変化をコントロールする機能です。

 

 

KORG modwaveではATTACK / DECAY  / SUSTAIN / RELEASEの4つパラメーターでカーヴを作る定番の「ADSR」方式です

 

 

 

KORG modwave【ENVELOPES】ではデフォルトで

 

 

・FILTER:明るさ

・AMP:音量

・OSC 1:オシレーター1のウェーヴテーブルの読み出し位置

・OSC 2:オシレーター2のウェーヴテーブルの読み出し位置

 

 

4つのパラメーターをエンベロープでコントロール可能です。

 

 

デフォルトでは上記の4つのパラメーターにわりあてされていますが、モジュレーション機能で他のパラメーターにわりあてすることも可能です。

 

 

KORG modwave ADSRをコントロールしよう!

 

 

 

 

【ENVELOPES】

〔ATTACK〕

音の立ち上がりの時間をコントロールします。

値が高いと立ち上がりが遅くなります。

基本的にストリングスやシンセパッドはなどは大き目の値になってます。

アタック感の欲しいサウンドは値を0にします。

 

 

〔DECAY〕

アタックタイムの後の減衰の時間をコントロールします。

Attackとは逆に値が少ないと短い音になります。

 

 

〔SUSTAIN〕

ディケイのあとの伸びの量をコントロールします。

AMPの場合値がマックスだとディケイが無効になってノートオンしている間音が鳴り続けます。

 

 

〔RELEASE〕

ノートオフしたあとの余韻の減衰をコントロールします。

値が高いと余韻が長くなります。

 

 

 

 

【ENVELOPES / FILTER】をコントロールする場合は

 

 

【FILTER】〔CUTOFF〕〔ENV INTENSITY〕で調整して

 

 

エンベロープADSRで時間的変化をコントロールします。

 

 

 

 

【ENVELOPES / OSC 1/2】も基本的な動作は同じです。

〔OSC ENV INTENSITY〕エンベロープがかかる深さをコントロールします

 

 

KORG modwave エンベロープをエディットしよう!

 

 

 

 

【ENVELOPES】のモードの時に【SHIFT】+【PAGE】エンベロープのエディットが可能です。

 

 

2ページ目の【Env Curve】では〔A:ATTACK〕〔D:DECAY〕〔R:RELEASE〕のカーヴを直線から曲線に変えることが可能です。

 

 

KORG modwave エンベロープをトリガーしよう!

 

 

 

 

3ページ目の【Env Trigger】では他のソースを使ってエンベロープをトリガーすることが可能です。

 

 

〔Trigger Src〕

エンベロープをトリガーするソースを選択します。

 

 

〔Trigger Threshold〕

エンベロープをトリガーするモジュレーションのレベルを設定します。

デフォルトの+50%がいちばん効果がわかりやすいですかね??

 

 

〔Trigger at Note-On〕

フィルター、オシレーター1、2エンベロープでのみ使用できます。アンプ・エンベロープではノート・オンで常にトリガーします。

※動画ではFILTERのみと言っています(誤)

 


On: エンベロープはノート・オンで自動的にトリガーされます。これが初期設定です。
Off: エンベロープはTrigger Sourceで設定したソースでトリガーされます。

 

 

とのことですがよくわからなかったです、、、(^^;

 

 

 

 

 

 

LFOでトリガーするとエンベロープがループされたりして楽しいです^^

 

 

 

 

フィルターのエンベロープもトリガーすると楽しいです^^

 

 


 

 

KORG modwave その5 〜ENVELOPES編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイヴ  操作方法

その5 〜ENVELOPES編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 

KORG modwave その5 〜ENVELOPES編~ まとめ

 

 

KORG modwave

 

 

4つのエンベロープ自由に使えるのでとくに物足りない感はないと思います。

 

 

基本的に

 

 

エンベロープは立ち上がりから減衰していく一度のカーヴ

LFOは周期的なカーヴ(ループ)

 

 

という認識でしたが〔Env Trigger〕機能でエンベロープのループも可能になるのでまた面白い音色変化ができそうですね!

 

 

モジュラーシンセサイザーエンベロープのモジュールでは定番の機能だそうですが、最近のソフトウェアやARTURIAさんのハードウェアシンセサイザーMicroFreakCycle Envelopeなどこの機能を採用しているものも増えてきましたね。

 

 

ではまた次回!
 

 


 

 

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KORG modwave コルグ モドウェイヴ 操作方法 その4 〜FILTER編~|初心者でもわかる 解説

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KORG modwave その4 〜FILTER編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その4 〜FILTER編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 


 

 

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今回はKORG modwave

 

 

サウンドの明るさをコントロールする【FILTER】についての解説です。

 

 

KORG modwave フィルターとは?

 

 

 

 

シンセサイザーサウンドにおいてオシレーターの次に重要なのが【FILTER】のセクションです。

おもにオシレーターから来た波形の明るさをコントロールします。

高域 / 低域を削ったり、レゾナンスで周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけたりします。「ミョンミョン」といった感じのサウンドは定番ですね。

 

 

modwaveオシレーター部で複雑な波形を作れますが、通常のアナログシンセサイザーオシレーターは「ビー、プー、ピー」といった感じの音なので笑

 

 

フィルターで表情を付けます。アナログシンセのサウンド作りでは定番の機能ですね。

 

 

KORG modwaveは12種類の多彩なフィルターでコントロールが可能です。

 

 

 

 

【POLY SIX】【MS-20 LP】【MFILTER】はボタンで切り替え可能で

 

 

他のタイプのフィルターは【FILTER TYPE】〔MORE〕ボタンを押してVALUEのつまみで選択します。

 

 

【CUTOFF】

フィルターの明るさをコントロールします。選択するフィルターによってキャラクターが大きく変わります。

 

 

【RESONANCE】

周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけます。

値を大きくすると発振します。

 

 

 

 

【ENV INTENCITY】

エンベロープで設定した時間的変化のカーヴがフィルターにかかる深さをコントロールします。

 

 

 

 

【SHIFT】+【KEY TRACK】

音域によるフィルターの明るさを設定します。

 

 

【SHIFT】+【PRESET】

【XFADE】の組み合わせを切り替えます。

 

 

【SHIFT】+【XFADE】

〔MFILTER〕で選択した異なるタイプの組み合わせのフィルターを可変させます。

 

 

KORG modwave フィルターのタイプを理解しよう!

 

 

 

 

フロント・パネルの【FILTER TYPE】ボタンを押すと、フィルターのタイプが選択できます。Polysix〕〔MS-20 LP〕〔Multi Filter〕の3タイプはボタンから直接選択できます。

 


〔LP(ロー・パス)〕

カットオフ周波数よりも高域部分をカットします。ロー・パスは最も一般的なタイプのフィルターで、明るい音色を暗めにします。

 

 

〔HP(ハイ・パス)〕

カットオフ周波数よりも低域部分をカットします。音が細くなります。

 


〔BP(バンド・パス)〕

カットオフ周波数の周辺だけを残して、高域も低域もすべてカットします。このため、カットオフの設定とオシレーターのマルチサンプルによっては、大きく変化します。レゾナンスが小さいとき、バンド・パス・フィルターで電話や蓄音機のようなサウンドを作ることができます。レゾナンスが大きいとき、帯域の狭い音色や鼻にかかったような音色なります。

 


〔BR(バンド・リジェクト)〕

真ん中がくぼんでいるので、ノッチ・フィルターとも呼ばれ、カットオフ周波数とその周囲だけをカットします。カットオフにLFOモジュレーションをかけると、フェイザーのような効果が出ます。

 


〔2-pole LP, HP, BP, BR〕

LP とHP は12dB/oct フィルター、BP とBR は6dB/oct フィルターです。ビンテージ・シンセサイザーのエクスパンダー・モジュールで使用していたのが、このタイプのフィルターです。

 


〔4-pole LP, HP, BP, BR〕

LP とHP は24dB/oct フィルター、BP とBR は12dB/oct フィルターです。上記の2 ポール・タイプと比較すると、カットオフ周波数以降のロール・オフ(フィルタリング特性)がより強く、よりシャープなレゾナンスになります。ビンテージ・シンセサイザーの多くで、このタイプのフィルターを採用していました。

 


〔Multi Filter〕

2 ポールのフィルター・タイプをはじめ、さまざまなタイプから選択できる複雑なフィルターです。

ロー・パス、ハイ・パス、バンド・パス・フィルターを同時に処理します。

〔XFADE〕(【SHIFTボタン】+【ENV INTENSITY】)ではフィルターのミックスを直接コントロールまたは変調が可能です。

 


MS-20 LP, HP〕

コルグMS-20 の特徴的なフィルター・サウンドを再現した12dB/oct で自己発振可能なフィルターです。Resonance を上げると信号が歪みだしてアグレッシブなサウンドになります。フィルターへの入力レベルの設定によって、サウンド・キャラクターが大きく変わります。

 

 

Polysix

力強くスウィートなサウンドが特徴的なコルグPolysix のフィルターを再現した24dB/oct、自己発振可能なローパス・フィルターです。

 

 

よく使われているのがLPフィルターで、サウンドにクセをつけるときにHP、BPフィルターといった感じですね。

 

 

KORG modwave マルチフィルターを可変させよう!

 

 

 

 

〔Multi Filter〕では複数のフィルターの組み合わせを選択して〔Xfd〕クロスフェード可変させることが可能です。

 

 

カーソルを持っていってVALUEで直接コントロールするか、

【SHIFT】+【PRESET】〔MFilt〕組み合わせを切り替えます。

【SHIFT】+【XFADE】で〔MFilt〕で選択した異なるタイプの組み合わせのフィルターを可変させます。

 

 

 

 

〔Xfd〕LFOなどにわりあてして時間的な周期的変化をくわえることが可能です。

 

 

KORG modwave 音量とピッチをコントロールしよう!

 

 

 

 

modwaveでは【AMP】【PITCH】のボタンが追加されてフィルターのコントローラーと切り替えて使います。

 

 

wavestateの時は【SHIFT】を押しながら~という感じでしたがボタンで切り替えた方がわかりやすくていいかなって感じですね^^

 

 

 

 

【PITCH】では各ピッチの設定にくわえて音程の変化を遅らせるシンセの定番の機能、ポルタメントの設定もここでします。

 

 


 

 

KORG modwave その4 〜FILTER編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その4 〜FILTER編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 

KORG modwave その4 〜FILTER編~ まとめ

 

 

modwaveは前回やった通りウェーヴテーブルオシレーター部のみで複雑な波形を作れますが、フィルターでアナログシンセサイザー的な音作りなのでハイブリッドなサウンド作りが可能です。

 

 

実際、初期のウェーヴテーブルシンセサイザーPPGやmodwaveの原点のDW-6000 / 8000シンセサイザーの時代はまだデジタル技術でフィルターを再現できなかったため、デジタルオシレーター以降のフィルターやアンプはアナログの技術を採用していました。

 

 

実際その組み合わせがそれらのシンセサイザーの個性として評価されました。

 

 

modwaveでは多彩なフィルターの再現とLFOやKaoss Physicsなど複雑なモジュレーション機能で現代的なより有機的なサウンドにすることが可能です。

 

 

マルチモードフィルターのモーフィングは気持ちいいですね^^

 

 

ではまた次回!
 

 


 

 

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KORG modwave コルグ モドウェイヴ 操作方法 その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

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KORG modwave その3 〜オシレーター編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 


 

 

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今回はKORG modwave

 

 

オシレーターについての解説です。

 

 

KORG modwave 2つのオシレーター

 

 

 

 

シンセサイザーの発音の要、オシレーターセクションですがKORG modwaveオシレーターはプログラムごとに2基のウェーヴテーブル / PCM波形をオシレーターとして使用可能です。

 


・200以上のウェーブテーブル、

・それぞれ最大64の波形、

・30以上のモディファイア

・13のモーフタイプ

 

 

を使ってリアルタイムにコントロールしたり変調してさまざまなサウンドを鳴らすことができます。

 

 

各プログラムは2つのオシレーター【OSC MODE 1 / 2】〔OSC MODE〕

 

 

〔A〕選択したAの波形のみ

〔A / B〕選択したA / B波形のブレンド

〔SAMPLE〕マルチサンプル波形

 

 

を選択して鳴らすことが可能です。

 

 

〔SAMPLE〕選択時は〔POSITION〕〔A/B BLEND〕〔MORPH〕は使用できませんが【OSC 2】は〔MORPH〕でAM / RING MODの変調が可能です。

 

 

KORG modwave ウェーヴテーブル波形とは?

 

 

 

 

 

 

ウェーヴテーブル波形とは短い周期の波形を組み合わせたものでmodwaveでは最大64個の波形を組み合わせたウェーヴテーブルがあります。

 

 

初期状態で選択されている〔BASIC〕というウェーヴテーブルは

 

 

ノコギリ波 / 矩形波 / 三角波 / サイン波の4つの波形を組み合わせたものです。

 

 

〔POSITION〕

ウェーヴテーブル波形の読み出し位置をコントロールします。

動画ではつまみをまわしてノコギリ波~サイン波に可変させています。

 

 

〔XFADE〕

値が高いほどウェーヴテーブルの変化が滑らかになります。

初期値は100ですが、0にするとウェーヴテーブル波形が可変ではなく切り替わります。

 

 

 

 

【OSC 1 / 2 Wavetable

〔WAVE SELECT〕

波形の選択をします。VALUEをまわすと波形を選択できます。

 

 

 

 

ウェーヴテーブル、マルチサンプルともにかなりの数が収録されているので1~16のボタンでカテゴリーから目的の波形を選択することも可能です。

 

 

 

 

〔MOD〕(Wavetable A Modifier)

ウェーブテーブル・モディファイア(MOD)の設定でテーブルの生成方法が変化し、メモリーされている波形からさまざまなサウンド・バリエーションを作り出します。

 

 

【OSC 1 / 2 Position】

〔POSITION〕

ウェーヴテーブル波形の読み出し位置をコントロールします。

 

 

〔XFADE〕

値を上げるとウェーヴテーブルの変化が滑らかになります。

 

 

 

 

〔OFFSET〕〔OSC MODE : A / B〕のみ

実際に発音する波形が上記の Position の値とOFFSETの値の合計値になります。

 

 

〔A/B BLEND〕〔OSC MODE : A / B〕のみ

オシレーターA / Bのミックス比をコントロールします。

 

 

KORG modwave MORPH機能で波形の形を変えよう!

 

 

 

 

【MORPH】

波形の形を曲げたり引き伸ばしたり、さまざまな方法で変えて複雑なサウンドにすることが可能です。【POSITION】とともにウェーヴテーブルのサウンド作りで重要な機能です。

 

 

〔None〕

ウェーブテーブルはそのまま発音します。

 


〔Sync〕

ウェーブテーブルのスタート位相が、内蔵の隠されたオシレーターの周波数でリセットされ、アナログ・シンセのオシレーター・シンクのような効果になります。Morph Amountで隠されたオシレーターの周波数をコントロールします。

 


〔Windowed Sync〕

上記のSyncと同様ですが、高周波域を抑えてエイリアシングを低減しています。

 

 

〔Stretch〕

波形が一方方向に引き伸ばされ、逆方向は縮められて、アナログ・シンセのパルス・ウィズ・モジュレーションと似たような効果になります。Morph Amountが50のときは、波形は変化しません。

 


〔Flip〕

波形の一部が上下に反転します。Morph Amountで反転するポイントを設定します。

 

 

〔Mirror〕

波形を半分の長さに縮め、残りの半分にそのミラー・イメージを挿入します。Morph Amount は、上記の Stretch と同様に、波形の伸長/圧縮をコントロールします。

 


〔Mirror Stretch〕

上記のMirrorと同様ですが、Stretchの効果も加わります。

 


〔Narrow〕

Morph Amount の値が上がると、波形は先頭方向に圧縮され、残りの部分にはゼロが挿入されます。Stretch とは異なる方式ですが、パルス・ウィズ・モジュレーションと似た効果にもなります。

 


〔Narrow Stretch〕

上記のNarrowとStretchの組み合わせで、波形の長さを圧縮すると同時に、伸長/圧縮もします。

 


〔Windowed Narrow〕

上記のNarrowと同様ですが、高周波域を抑えてエイリアシングを低減しています。

 


〔W.NarrowStretch〕

上記のNarrow Stretchと同様ですが、高周波域を抑えてエイリアシングを低減しています。

 

 

 

 

【MORPH】の深さ〔AMT〕はつまみでコントロールする他、デフォルトではLFO】〔OSC1 / 2〕にわりあてられているので変調して時間的に変化させることが可能です。

 

 

 

 

【SHIFT】+〔MORPH〕でMORPHの種類を直接変更可能です。

 

 

 

 

オシレーター2は上記のMorph Typeに加え〔FM〕〔AM〕〔Ring Mod〕の3タイプも選択できます。

 

 

この3タイプのいずれかを選択したときは、オシレーター1がモジュレーターとなり、オシレーター2がキャリアになります。オシレーター1をモジュレーターとしてのみ使用しているときは、そのLevelを0%にします。

 

 

KORG modwave サブオシレーターを使おう

 

 

 

 

【SUB / NOISE】でサブオシレーター / ノイズの選択と音量のコントロールをすることが可能です。

 

 

KORG modwave マルチサンプル波形を使おう

 

 

 

 

【OSC 1 / 2】〔OSC MODE:SAMPLE〕

マルチサンプル波形を選択します。いわゆる生楽器系の音も使えます。

マルチサンプルも膨大な量が収録されていますが、カテゴリー機能でジャンル別に選択できます。

 

 

※〔OSC MODE:SAMPLE〕選択時はPOSITION / BLEND / MORPHは機能しません。

 

 

 

 

【OSC 2】〔MORPH〕〔AM〕〔Ring Mod〕の変調が可能です。

 

 

KORG modwave ピッチのコントロールをしよう!

 

 

 

 

全体的なピッチのコントロール【AMP & PITCH】でおこないますが、各オシレーターのピッチは【SHIFT】を押しながらおこないます。

 

 

【SHIFT】+〔POSITON〕OCTAVE

オシレーターのオクターブをコントロールします。

 

 

【SHIFT】+〔BLEND〕〔TUNE〕

オシレーターの半音単位のピッチをコントロールします。

 

 

【SHIFT】+〔MORPH〕〔MORPH TYPE〕

MORPHの種類を変更します。

 

 

【SHIFT】+〔LEVEL〕〔PAN〕

オシレーターの左右定位をコントロールします。

 

 


 

 

KORG modwave その3 〜オシレーター編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 

KORG modwave その3 〜オシレーター編~ まとめ

 

 

DW-8000のときは16個だけだったデジタル波形もmodwaveでは200以上のウェーブテーブル(DWの波形すべてをウェーヴテーブル化したものもあります)、さらにモディファイアやモーフ機能で変幻自在に波形を変えることが可能です。

 

 

ソフトウェアシンセサイザーばりのサウンド作りがハードのmodwaveでは可能です。

 

 

「理論上ではオシレーターだけで2億3千万以上のウェーブテーブルのバリエーションが可能」

 

 

とのことですが、ユーザーウェーブテーブルも追加可能ですので…もう無限ですね笑

 

 

opsixもwavestateもプラグイン化されているからそのうちmodwaveもソフトウェア化されるんでしょうかねー。

 

 

マルチサンプルをオシレーターとして使えば通常のPCMシンセサイザーとしても使用可能です。

 

 

レイヤーAにマルチサンプル、レイヤーBにウェーヴテーブルというハイブリッドに鳴らすことも可能です。

 

 

FM変調も可能ですし、ウェーヴテーブルを活かした現代っぽいデジタルサウンドが得意なイメージですね。

 

 

シンプルな波形とフィルターでアナログシンセサイザー的なアプローチしても面白いと思います。

 

 

オシレーターだけでもかなりメガ盛り多機能ですが(^^;

 

 

オシレーター以降の基本的なサウンド作りは

 

 

フィルター、エンベロープで加工+LFOで変調

 

 

というアナログシンセシスと同様です。

 

 

まずはお気に入りのウェーブテーブルを見つけて変化の仕方を確認するとか、プリセットの気に入ったサウンドでどのウェーヴテーブルが使われているかとかどういった変化をさせているかとか研究してみてもいいと思います。

 

 

ではまた次回!
 

 


 

 

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KORG modwave コルグ モドウェイヴ 操作方法 その2 〜基礎操作編②~|初心者でもわかる 解説

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KORG modwave その2 〜基礎操作編②編~ ブログ連動動画

 

 

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その2 〜基礎操作編②~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 


 

 

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前回に引き続き今回もKORG modwave

 

 

基本的な操作についての解説です。

 

 

KORG modwave 変調の要!LFOs

 

 

 

 

シンセサイザーの変調の要、【LFO】はLow Frequency Oscillatorといって低い周波数のオシレーターで各パラメーターを変調する機能です。

 

 

KORG modwaveでは

 

 

〔FILTER〕明るさ

〔AMP〕音量

〔PITCH〕音程

〔OSC 1〕〔OSC 2〕オシレーターの形の変化

 

 

がデフォルトで変調可能ですがモジュレーション機能で自由にルーティングが可能でさまざまなパラメーターを変調可能です。

 

 

KORG modwave モーションシーケンシング 2.0

 

 

 

 

wavestateには「ウェーヴシーケンシング 2.0」というシーケンス機能がありましたが、

 

 

modwaveには「モーションシーケンシング 2.0」という機能があります。

 

 

 

 

「モーションシーケンシング 2.0」はボイスごとに動作してタイミング、ピッチ、シェイプと4組のステップ・シーケンサーの値(Seq A~D)を、それぞれの”レーン”で個別に設定できます。

 

 

通常のシーケンスも可能ですが、異なる数のステップや、ループ・スタート、ループ・エンド、ループ方向、ステップのランダム再生をレーンごとに個別に設定できます。

 

 

各レーンの各ステップでは、そのステップを再生するProbability(確率)も設定できます。そして、これらの設定や他のパラメーターに、ベロシティ、LFOエンベロープ等でモジュレーションをかけることができます。

 

 

「モーションシーケンシング 2.0」ではランダマイズもコントロール可能ですポリリズムや変わり続けるリズミカルなパターンや、スムーズでオーガニックなサウンドが生まれます。

 

 

modwaveではより進化してノブの動きをリアルタイムに記録したり、鍵盤でピッチのシーケンスを入力したり、ピッチのシーケンスを再生しながら一定のスケールやキーに当てはめることが簡単に行なえます。

 

 

 

 

 

 

modwaveの「モーションシーケンス 2.0」では【REC】ボタンが搭載されて音階やつまみの動きを直接記録することが可能です。

 

 

「モーションシーケンシング 2.0」はwavestateの「ウェーヴシーケンシング 2.0」と、ともにmodwaveの目玉機能なのであとで深堀りしたいと思います!

 

 

KORG modwave 4つのMOD KNOBS

 

 

 

 

modwaveにはたくさんのつまみでコントロール可能ですが、【MOD KNOBS】に任意のパラメーターをわりあてしてコントロールすることも可能です。

 

 

つまみのないパラメーターや複数のパラメーターをわりあてしてリアルタイムにコントロール可能です。

 

 

KORG modwave 3つのエフェクト+マスターエフェクト

 

 



KORG modwaveでは

 

 

【PRE FX】コンプレッサーやディストーションなど

【MOD FX】コーラス、フランジャー、フェザーなど

【DELAY】やまびこ効果

 

 

を各レイヤーごとに

 

 

【REVERB】残響

【EQ】マスターEQ

 

 

をマスターエフェクトとしてサウンド全体に掛けて

 

 

合計4系統のエフェクトを同時に使用可能です。

 

 

KORG modwave Kaoss Physicsを使おう!

 

 

 

 

wavestateではベクトルコントロールジョイスティックがありましたが

 

 

modwaveではX-Y パッドを使った【Kaoss Physics】(カオスフィジクス)という機能があります。

 

 

Kaoss PhysicsはXYコントロールの定番Kaoss PADを発展させたような機能で指でのコントロールはもちろん、ボールを転がす感覚でスタートさせたり、トリガーソースを使って自動でコントロールすることも可能です。

 

 

ピンボールのように反射させたり、または逆からスクロールしたりさまざまな動きが可能でボールの動きはモジュレーション信号として各パラメーターを変調可能です。

 

 

この機能もmodwaveならではの機能なのであとで掘り下げます!

 

 

KORG modwave ランダマイズ機能を使おう!

 

 

 

 

サイコロマークのボタンを押すと【RANDOMIZE】機能でランダムにサウンドの生成が可能です。

 

 

wavestateもそうですがこのmodwaveのランダマイズもレイヤーごと、プログラムごと、シーケンスごとなどランダマイズの細かい指定が可能です。

 

 


 

 

KORG modwave その2 〜基礎操作編②編~ ブログ連動動画

 

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その2 〜基礎操作編②~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 

KORG modwave その2 〜基礎操作編②~ まとめ

 

 

とりあえずKORG modwaveの機能を一通り見てきましたが

 

 

デジタル波形、モーションシーケンシング、Kaoss PhysicsのXYコントロール、使えば使うほどwavestateと「似て非なるもの」ですね!

 

 

操作に関してはwavestateももちろんですが、いままで取り上げたvolcaシリーズやデジタル系のマシンもRoland MC-101、ELEKTRON Model:Cyclesとかでもそうなんですが、最近のデジタル系のマシンはかなり多機能になっていてスペースも限られているので

 

 

通常操作にくわえて【SHIFT】【FUNCTION】ボタンを押しながら~

 

 

という操作で別の機能を使うというのが定番になっていますね。

 

 

アナログシンセサイザーなんかは基本的に操作パネルがすべて!みたいなとこありますが、デジタル系のマシンは

 

 

「SHIFT&FUNCTIONを制するものはマシンを制す!」

 

 

的な感じはあります笑

 

 

このmodwaveも【SHIFT】を押しながら~の操作はかなり多いです。くりっぱーはwavestateで鍛えられましたが…しばらく使ってないと忘れます笑

 

 

初心者やデジタルシンセ慣れてない方は多少慣れが必要ですね(^^;

 

 

これからひとつずつの機能を掘り下げていこうと思います!

 

 

次回はシンセのサウンドの要、オシレーターのセクションを掘り下げたいと思います。

 

 

ではまた次回!
 

 


 

 

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KORG modwave コルグ モドウェイヴ 操作方法 その1 〜基礎操作編①~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

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“新世代ウェーブテーブル・シンセサイザー” 

KORG modwave 

 

のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

KORG modwave その1 〜基礎操作編~ ブログ連動動画

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その1 〜基礎操作編①~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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今回はKORG modwaveの基本的な操作についての解説です。

 

KORG modwaveとは? 

 

 

 

 

KORG modwaveKORG デジタルシンセ3兄弟opsixwavestateに次ぐ3番目のシンセサイザーとして昨年(2021年)に発売されたウェーヴテーブルシンセサイザーです。

 

ウェーヴテーブルシンセサイザーは古くはPPG waveにはじまり、デジタル波形の読み出し位置を変える音源で豊かな音色変化が特徴です。現代のソフトウェアシンセサイザーではメインとなるシンセシスMassiveにはじまり現在人気のSERUMもこの音源方式です。

 

 

KORG modwaveは1985年に発売されたDW-6000 / 8000がもとになっています。

 

このDW-6000 / 8000はKORGさん初のデジタルオシレーター

【D.W.G.S.(Digital Waveform Generator System)】音源を採用したシンセサイザーでした。

 

DW-6000 / 8000は波形の読み出し位置は動かせませんでしたが、デジタルオシレーター+アナログフィルターという独特な組み合わせで(当時デジタルの技術でアナログの再現が難しかった時代です)長年マニアから人気がありました。

 

 

ちなみに動画&当ブログでもとりあげましたが、FB-7999というDW-6000 / 8000を完全再現したフリーのソフトウェアがあります。

 

marronfieldsproduction.hatenablog.com

 

 

 

話がそれましたが、KORG modwaveはそのDWシンセサイザーをベースに現代仕様に発展させたシンセサイザーです。

DWシンセサイザーはただオシレーターを鳴らすのみでしたがmodwaveは読み出し位置を変えたり、波形の形を変化させたり複雑で豊かなサウンドを鳴らすことが可能です。

 

もちろんDWシンセサイザーの焼き回しだけでなくゲーム、物理学を取り入れた(?)Kaoss Physicsモーション・シーケンシング 2.0という新しい技術も採用されています。

 

 

KORG modwaveの開発がくりっぱーチャンネルでも取り上げたwavestateと同じKORG カリフォルニア R & Dというイカれた天才集団(最高の褒め言葉)ということもあり期待値がめっちゃ高いです!

 

wavestateといえばwavestationの発展系くらいに思ってましたが、、、。

 

もちろんwavestationの機能はほぼ兼ね備えてますが、ウェーヴシーケンシング2.0やモジュラーシンセサイザーばりの複雑なモジュレーションやランダマイズなど別次元で理解するまでにかなり時間がかかりましたが理解したらくりっぱーにとって最高にイカしたシンセサイザーになりました!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210524041311j:plain

 

ソフトウェアシンセサイザーでけっこうウェーヴテーブルシンセサイザーも持っているし、ハードでもHYDRASYNTHあるからもともとmodwaveは導入するつもりはありませんでしたがwavestateを理解していくにつれて、、、

 

「modwaveの左上の変なパッド、モーション・シーケンシング 2.0気になるし、あのイカれたイカした天才集団が開発したシンセサイザーとなれば一度じっくり向き合ってみたい!」

 

と思い導入に至りました笑

 

KORG modwave wavestateとの違いは?

 

 

同じデジタルシンセサイザーwavestateとの違いはwavestateのウェーヴシーケンスシーケンスごとにがサンプル波形そのものを入れ替えるのに対して

modwaveひとつのウェーヴテーブル波形の読み出し位置を変えたり波形の形を変えたりして複雑で豊かなサウンドを鳴らすという感じですね。

 

音源部の違いはありますが基本的な設計やOSなどはほぼ同じです。

 

 

操作パネル的には左側が違うって感じですね笑

 

 

後発だけあってmodwaveの方が〔HOLD〕ボタンがついてたり、フィルターセクションに〔AMP〕〔PITCH〕のボタンが追加されてボタンひとつでページに飛べるようになったり、ブラッシュアップされてる感はありますね。

 

KORG modwave SET LIST機能を使おう!

 

 

鍵盤の上の16のボタンは

・SET LIST

・モーションシーケンシング 2.0

・カテゴリー機能

を使うボタンとして機能します。

膨大なパフォーマンスが収録されているmodwaveですが

 

 

【SET LIST】機能で4つのBANK × 16スロット 合計64までSET LISTにパフォーマンスを保存してボタンひとつで呼び出すことが可能です。 

やり方はかんたんで保存したパフォーマンスの選択中に

【SET LIST】ボタンを押して点灯させます。

【WRITE】ボタンを押しながら

任意のBANK A~D / 1~16のボタンを押します。

 

 

「A6に保存していいか?」と表示が出るのでもう一度【WRITE】ボタンを押すと保存されます。

 

 

またカテゴリー機能ではでベース、パッド、ブラスなど各サウンドに分かれているの目的のサウンドにすばやくアクセスすることが可能です。

 

KORG modwave パフォーマンスとレイヤープログラム

 

 

KORG modwaveは基本的に【PERFORM】を選択して演奏します。

 

 

パフォーマンスは2つの【Layer Program】で構成されています。

 

 

【Program】OSC1 / 2の2つのオシレーターを組み合わせることが可能です。

 

KORG modwave オシレーターを鳴らそう!

 

 

KORG modwaveの発音の核、オシレーターは2基のウェーヴテーブル / PCM波形を搭載しています。

・200以上のウェーブテーブル、

・ウェーブテーブルはそれぞれ最大64の波形、

・30以上のモディファイア

・13のモーフタイプ

を使ってリアルタイムや変調機能を使って変化させることが可能です。

 

理論上ではオシレーターだけで2億3千万以上のウェーブテーブルのバリエーションが可能とのことです!

 

また標準的なSerumフォーマットで提供されている多くのフリーおよび商用のウェーブテーブル・ライブラリ、modwave用のカスタム・バージョンとして提供されているクロス・プラットフォームのフリーのWaveEditを使って独自のウェーブテーブルを作成することもできます。

 

コルグのSample Builderソフトウェアを使って最大4GBのサンプルをインポートすることもできます。

 

こんな感じでオシレーターだけでもかなり幅広いサウンド作りが可能です。

 

 

【OSC MODE 1 / 2】〔OSC MODE〕

〔A〕選択したAの波形のみ

〔A / B〕選択したA / B波形のブレンド

〔SAMPLE〕マルチサンプル波形

を選択してオシレーターを鳴らします。

 

 

〔POSITION〕

ウェーブテーブル波形の読み出し位置をコントロール可能です。

波形によって読み出し位置でかなり音が変わるのでひとつの波形でも豊かな音色変化を得ることが可能です。

リアルタイムでのコントロールLFOなどで変調して時間的に変化させることも可能です。

〔A / B BLEND〕

【OSC MODE】で〔A / B〕を選択した場合A / B波形のブレンドをします。

〔MORPH〕

波形の形を変えるパターンを選択します。

ひとつのLAYERで2つのオシレーターを使うことが可能です。

LAYERはA / B2つ重ねられるのでかなり複雑なサウンド作りが可能です。

 

 

【ANALYZER】ボタンを押すと波形をリアルタイムに表示することが可能です。

 

KORG modwave フィルター

 

 

KORG modwaveのフィルターもwavestateと同様にPoly six、MS-20、マルチフィルターなどさまざなタイプを選択可能です。

 

 

 

サウンドの時間的変化をコントロールする【ENVELOPE】

〔FILTER〕〔AMP〕〔OSC 1〕〔OSC 2〕

をそれぞれ設定可能です。

 


 

KORG modwave その1 〜基礎操作編①~ ブログ連動動画

 

KORG modwave コルグ モドウェイブ 操作方法

その1 〜基礎操作編①~|初心者でもわかる 解説

 

 

KORG modwave その1 〜基礎操作編①~ まとめ

 

opsix、wavestate、modwave、

KORGデジタルシンセ三兄弟の中でもwavestateと双子のようなmodwaveですが操作性もほぼ同じだし、ウェーヴシーケンスもウェーヴテーブルも概念はかなり似てます。modwaveのウェーヴテーブルも64波形、wavestateのウェーヴシーケンスも最大64ステップ可能だしシーケンス全体で見たらある意味ウェーブテーブルではありますね(^^;

 

操作性に関してはmodwaveのが後発だけあって【HOLD】ボタンが搭載されたり、ピッチやAMPのボタンが追加されたり、ブラッシュアップされてる感あります。

 

wavestateもアップデートで改善されましたが、最初はかなり使いにくかったです(^^;

 

オシレーター以降の音作りはアナログシンセサイザーと変わらないのでそんなに難しくはないですが、

モジュラーシンセばりの複雑なモジュレーションモーションシーケンシング一世風靡したXYコントロールカオスパッドを発展させたようなKAOSS PHYSICSなどなど、たんなるウェーヴテーブルシンセサイザーでは収まらないかなり多機能なシンセサイザーなので…はっきり相当言ってマニアックシンセです笑

 

初心者やデジタルシンセ慣れてない方は最初しんどいかも知れませんが(^^;

慣れればめっちゃ可能性のあるシンセサイザーだと思います。

 

くりっぱーはwavestateで鍛えられました笑

 

次回はmodwaveならではのKAOSS PHYSICSモーションシーケンシング機能を紹介します!

 

ではまた次回!
 

 

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ARTURIA CS-80 V アートリア 操作方法 その4 ~Advanced編~|初心者でもわかる 解説

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今回はARTURIA CS-80 V拡張機能【Advanced】機能の解説動画です。

 

ARTURIA CS-80 V  ファンクションを使おう!

 

 

Prophet 5 / VS Vでも導入された最近のARTURIAさんの定番になりつつある変調機能の【FUNCTION】機能はLFOエンベロープをミックスしたような機能でポイントで自由にカーヴを描いて複雑なモジュレーションが可能になります。

 

 

【FUNCTION 1~3】〔RATE〕
FUNCTION波形の周期(スピード)をコントロールします。テンポシンクも可能です。

【FUNCTION 1~3】〔ENV〕
LFO 2 / FUNCTIONの波形が一度だけのカーヴ(周期)で動作します。
【FUNCTION 1~3】〔LFO
LFO 2 / FUNCTIONの波形がループで動作します。 
【FUNCTION 1~3】〔RETRIG〕
LFO 2 / FUNCTIONの波形がノートオンの度に最初から動作します。  
【FUNCTION 1~3】〔UNIPOLAR〕

LFO 2 / FUNCTIONの波形が+-どちらで動作するのか選択します。

【FUNCTION 1~3】〔POLYPHONIC〕

〔RETRIG〕選択時にボイスごとにLFO 2 / FUNCTIONの波形が動作します。

【FUNCTION 1~3】〔SCALE〕
FUNCTION波形の出力をコントロールします。

 

 

【FUNCTION 1~3】〔DESTINATION

FUNCTION 1~3で変調するパラメーターを選択します。

 

 

【FUNCTION 1~3】はシンプルなエンベロープLFO的な変調からリズミックなパターンを作成することが可能です。

 

ARTURIA CS-80 V MODULATION MIXERを使おう!

 

 

MODULATION MIXERでは各変調を組み合わせてモジュラーシンセサイザーのような複雑な変調が可能になります。

 

モジュレーションミキサーのビジュアライザーでは

 

 

Source 1 は赤

Source 2 はグリーン

ミキサーの出力波形はイエロー

で表示されます。

 

 

 

【Multiply】

Source 1 とSource 2 を掛け算します。

 

 

 

〔Diff〕

Source 1 からSource 2 を引き算します。

 

 

 

〔Divide〕

Source 2 をSource 1 で割り算します。

 

 

 

〔Crossfade〕

Amountの値を上げていくと、Source 1 からSource 2 にクロスフェードしていきます。

 

 

 

〔Lag〕

ラグプロセッサーは、〔SOURCE 1〕のみ急激な値の変化を時間の経過とともになだらかな形に変化させます。

 

 

 

〔Sum〕

Source 1 にSource 2 を足し算します。

 

 

 

〔Direct Routing〕

ミキサーの2つのソースを、Destination 1 と3 へダイレクトにソースの信号を分割して送ります

 

ARTURIA CS-80 V  キーボードでパラメーターをコントロールしよう!

 

 

【KEYBOARD】では

・VELOCITY(ノートオン時の強弱)

・AFTER TOUCH(ノートオン後の圧力)

・MODULATION WHEEL(モジュレーションホイール)

・KEYBOARD TRAKING(音域)

よるパラメーターのコントロールのわりあてをします。

 

 

メインのモードでは基本明るさと音量のコントロールの設定でしたがこちらではCS-80Vのほとんどのパラメーターを割り当てすることが可能です。

 

ARTURIA CS-80 V エフェクトを使おう!

 

 

【EFFECTS】では他のV-Collection 9で追加されたものと同様に

【FX TYPE】Time Based(空間系:4種類)

〔Delay〕〔Tape Echo〕〔PS Delay〕〔Reverb〕

 

【FX TYPE】Distortion(歪み系:2種類)

Distortion〕〔Bit Crusher〕

 

【FX TYPE】Compressor(コンプ系:2種類)

〔Compressor〕〔Multi Band〕

 

【FX TYPE】Modulation(揺らぎ系:6種類)

〔Chourus〕〔Chours JUN6〕〔Streo Pan〕

〔Phaser〕〔Flanger〕〔BE-20 Flanger〕

 

【FX TYPE】Filter(音質系:2種類)

〔Multi Filter〕〔Param EQ〕

 

 の16種類3系統のエフェクターの使用が直列 / 並列で使用可能です。

 


 

ARTURIA CS-80 V その4 ~Advanced編~ ブログ連動動画

 

ARTURIA CS-80 V アートリア 操作方法

その4 ~Advanced編~|初心者でもわかる 解説

 

 

ARTURIA CS-80 V その4 ~Advanced編~ まとめ
 
ARTURIA CS-80 VならではのAdvanced機能としてはMODULATION MIXERですかね。
 
MODULATION MIXERを解説動画で取り上げるのは多分はじめてですが、これ使いこなせるようになったらかなり強力な変調ができそうですね!
 
CS-80 Vの再現はもちろん、こういったマニアックな変調が可能になるのもARTURIAさんのエミュレートの楽しさですね♪
 
前々から持っていながらずっと放置してたCS-80 Vですがスライダーやボタンの数に圧倒されてていままでずっと敬遠してましたが(^^;
今回ひとつずつ機能を使ってみて、とても面白いシンセサイザーだということがわかりました^^
 
あの当時、技術の発達と時代のニーズに合わせていろいろな機能を追加していたんだなーということもわかりました。
 
8音ポリ+「コントローラーの全部のせ」の当時最高峰の贅沢シンセがCS-80みたいな笑
 
ちゃんと使ってみたらふつうのポリフォニック・アナログシンセサイザーですし、そこまで難しいという感じではなかったのでくりっぱーのように長年放置していた方も笑
 
ぜひ使ってみてください♪
 
ではまた次回! 
 

 

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ARTURIA CS-80 V アートリア 操作方法 その3 ~基礎操作編②~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

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今回はARTURIA CS-80 V【CHANNELⅠ/Ⅱ】以降の機能の解説動画です。

 

ARTURIA CS-80 V サウンドを変化させよう!

 

 

前回の【CHANNEL Ⅰ / Ⅱ】のVCO→VCF→VCAでサウンドの基本を作ってここからはそのサウンドを変化させるようなイメージです。

 

 

【Channels】

デチューンとパンニングを調整します。効果のかかり方は2つのチャンネルで異なります。デチューンはチャンネル II にのみかかります。

これによってCS-80特有の揺らぎや厚みを出すことが可能です。

 

ARTURIA CS-80 V  リングモジュレーターを使おう!

 

 

【Ring Modulator】

CS-80の特徴でもあるリングモジュレーションでトレモロや金属的な変調をくわえることが可能です。

 

リングモジュレーターは、2つの信号を入力し、その周波数の和と差を出力する回路で高次元倍音を生み出します。

 

低い値だとトレモロのような効果、高い値だとデジタルシンセの硬質な感じとはまた違う金属的なサウンドになります。

〔A〕

LFO のスピードをコントロールするエンベロープのアタックタイムです。(3ms〜530ms)

〔D〕

LFO のスピードをコントロールするエンベロープのディケイタイムです。(7ms〜4.50秒)

〔DEPTH〕

エンベロープLFO スピードをコントロールする量を設定します。(0.00〜1.00)

〔SPEED〕

LFO (サイン波:リングモジュレーターのキャリア信号) のスピード(周期/周波数)
を設定します。(0.250〜205Hz)

〔MOD〕

入力信号に対するリングモジュレーションの深さを設定します。(0.00〜1.00)

 

ARTURIA CS-80 V  サブオシレーターLFO)を使おう!

 

 

【Sub Oscillator】

【CHANNELⅠ/Ⅱ】のモジュレーションはパルス波に対するものでしたが、サブオシレーターではVCO(ピッチ)、VCF(フィルター)、VCA(アンプ)、PAN(定位)のパラメーターにそれぞれ個別のレベルでモジュレーション (変調) をかけることが可能です。

〔SYNC〕

サブオシレーターLFO)の周期(LFO)がテンポに同期します。

〔FUNCTION〕

サブオシレーターの波形を選択します。波形は次の6種類です:サイン波、ノコギリ波、ランプ波、矩形波、ノイズ、S&H (ランダム)

〔VCO、VCF、VCA、PAN〕

サブオシレーターによるモジュレーションの深さを、ピッチ、カットオフ、音量、パンニングのオフセットのそれぞれで設定します。

 

 

【Feet】

2つのスライダーで、【CHANNELⅠ/Ⅱ】のVCO のオクターブをそれぞれ設定します。設定値は6段階で、下から順に-1 オクターブ、デフォルト設定、5度上、+1 オクターブ、+1オクターブと5度上、+2 オクターブです。

 

 

【Tone Selector】

2つのチャンネルの各パラメーター値をあらかじめセットされている「プリセット」が合計24個あります。各チャンネルには11個の「Tone」と INIT (初期化状態の音色) があります。これらの「Tone」に変化をつけるパラメーターもあります。

 

前回もやりましたが【CHANNELⅠ/Ⅱ】それぞれコピーも可能です。

 

ARTURIA CS-80 V  2つのチャンネルをコントロールしよう!

 

 

【MIX、BRILLIANCE、RES】

2つのチャンネルのミックスバランス、全体的な音の明るさ (フィルターのカットオフ)、全体的なフィルターのレゾナンスを調整します。

 

 

【Global Touch Response】

イニシャル(ベロシティ)とアフタータッチで各グローバルパラメーターをコントロールする量を設定します。

〔PBEND INITIAL〕

強いタッチ(高いベロシティ) で弾いたときにかかるピッチベンド量を調節します。

〔SPEED〕

アフタータッチによるサブオシレーターのスピードの変化量を設定します。

〔VCO、VCF、PAN〕

この3つに対するサブオシレーターでのモジュレーションを、アフタータッチでさらに深くする量を設定します。

 

 

【Keyboard Control】

ブリリアンスと音量レベルがキーボードを弾く低 / 高の音域で変化する量を微調整します。 

 

ARTURIA CS-80 V 

 

 

 

【Modulation】

モジュレーションホイールとサブオシレーター (LFO) によるグローバルパラメーターに対するモジュレーション量を設定します。

デフォルトでは左側のつまみにMIDIキーボードのモジュレーションホイール(MIDI CC1)にわりあてられています。

 

【HOLD】

弾いた音をこのボタンをもう一度押すまで伸ばします。

 

Arpeggiator

キーボードで押さえたコードなどを色々なパターンのアルペジオ演奏にします。このセクションはオリジナル CS-80 にはなく、CS-80 V で追加した機能です。

〔ON/OFF〕

アルペジエイターのオン/オフを切り替えます。

〔SPEED〕

アルペジエイターが次の音をトリガーするスピードをコントロールします。

〔SYNC〕

〔SPEED〕を周波数かテンポ同期するか選択します。

〔MODE〕

アルペジオパターンを以下の中から選択します。

・UP:低いキーから高いキーに向かって演奏します。

・DOWN:高いキーから低いキーに向かって演奏します。

・ORDER:鍵盤のキーを押さえた順番

・REV:ORDER の逆順

・INCL:上昇と下降を繰り返し、最低音と最高音を連打します。

・EXCL:上昇と下降を繰り返し、最低音と最高音を連打しません。

・RAND:押さえたコードの各音をランダムに演奏します。

OCTAVE

アルペジオの周回ごとに上がっていくオクターブのレンジを設定します。

〔GATE〕

アルペジオの各音の長さを調整します。

 

 

【リボンコントローラー】

〔RANGE〕 でベンドレンジの設定をします。

【TUNE】

プログラム全体の音程をコントロールします。

【VOLUME】

プログラム全体の音量をコントロールします。

 

ARTURIA CS-80 V 

 

 

 

 

【TREMOLO / CHORUS】

スイッチでトレモロ / コーラスを切り替えて使用します。

〔SPEED〕

トレモロ/コーラスの LFO 周期を調節します。(トレモロ:1.18〜16.3Hz、コーラス:0.400〜1.55Hz)

〔DEPTH〕

トレモロ/コーラスの深さを調節します。(0.00〜1.00)

 

 

【PORTAMENTO】

値を上げると音程の変化が遅れて演奏にうねりを出すことができます。

モノフォニック / ポリフォニックでもポルタメント可能です。

〔GLISSANDO〕

スイッチでポルタメント (スイッチの上側が押された状態)

段階的に音程が遅れるグリッサンド (スイッチの下側が押された状態) を切り替えます。 

 

 

【RELEASE】 

追加のリリースタイムを設定します

(Classic モード:0ms〜9.00秒 / Long モード:0ms〜30.00秒)

【MODE】

2種類あるリリースの動作を切り替えます。スイッチの上側が押された状態の場合、キーボードを弾き終えたどの音にもリリースがつきます。スイッチの下側が押された状態の場合は、前の音を弾いたあとすぐに別の音を弾くと、その時点で前に弾いた音のリリースがカットされます。

【SUSTAIN】

スイッチがオフ (スイッチの上側が押された状態) の場合、RELEASEスライダーを 0 にセットしない限りリリースが常時かかります。スイッチをオン (スイッチの下側が押された状態) の場合は、フットスイッチでリリースのオン/オフ操作ができます。【PORTA/GLISS】

スイッチがオフ (スイッチの上側が押された状態) の場合、PORTAMENTO スライダーを 0 にセットしない限りポルタメント/グリッサンドが常時かかります。スイッチをオン (スイッチの下側が押された状態) の場合は、ポルタメント/グリッサンドのオン/オフ操作をフットスイッチで行なえます。 

 

 

【UNISON】

オンにするとボイスが重なります。

〔Classic:ポリフォニックユニゾン

1音弾いたときには8ボイス、2音を押さえると4ボイスずつ、3音押さえると2ボイスずつ、4音押さえたときも2ボイスずつを発音します。5音以上押さえた場合はユニゾンは動作しません。

〔2, 3, 4, 5, 6, 7, 8:モノフォニックユニゾン

和音演奏はできません。各数値は1音弾いたときに発音するボイス数です。 

〔%:ユニゾンデチューン〕

ニゾン時に発音するボイス間のチューニングのオフセット量 (率) を 0%〜100%の範囲で設定します。 

 

【EXP】【WAH】 

MIDIキーボード等にペダルがつながっている場合ペダルで全体的な音量 /  フィルターカットオフをコントロールできます。

 


 

ARTURIA CS-80 V その3  ~基礎操作編②~ ブログ連動動画

 

ARTURIA CS-80 V アートリア 操作方法

その3 ~基礎操作編②~|初心者でもわかる 解説

 

 

ARTURIA CS-80 V その3 ~基礎操作編②~ まとめ
 
2回にわたってCS-80 Vの各機能の解説をしてきましたがスライダーの要塞のようなこのシンセサイザーも笑
 
ひとつひとつの機能は基本的に他のアナログシンセサイザーと変わらないんだなって思いました。
 
CS-80が登場した1970年代後半は「和音を鳴らせるのがすごい!」「プリセットがあるのがすごい!」って時代でしたし、機能の名称とか配置とかがまだ洗練されてない時代だったので慣れが必要かもしれませんが、アナログシンセサイザーの音作りを理解してる人なら問題ないと思います。
 
とはいえ当時の最新技術を盛り込んだCS-80は魅力的なシンセサイザーということがわかりました^^
 
そしてやっぱりYAMAHAさんだけあって当時の鍵盤演奏することを重視してる設計だなって思いました。
 
ARTURIA CS-80 Vも第4世代になってオリジナルのCS-80を踏襲しつつ、いままでのものよりもかなり使いやすくブラッシュアップされてるなって感じです♪
 
ポルタメントグリッサンドとかも他のシンセサイザーってあまりないので面白いですね。
 
ではまた次回! 
 

 

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KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

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Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

シンセサイザーの解説動画やマシンライブ動画などを公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^

 

www.youtube.com