0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
デジタルオシレーター+アナログフィルターを搭載したエクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザーARTURIA MicroFreakの動画連動ブログです。
ARTURIA MICROFREAK アートリア マイクロフリーク 操作方法
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今回は11種類あるMicroFreakのオシレーターについての基本的な解説です。
ARTURIA MicroFreakのオシレーターはユーロラックのモジュールで有名なMutable Instrumentsさんが開発したユニークなオシレーターも使うことができます。
ARTURIA MicroFreakは11種類のデジタルオシレーターを鳴らすことが可能です。
【Type】のつまみでオシレーターを変更します。
【DIGITAL OSCILLATOR】は各オシレーター、〔Wave〕〔Timbre〕〔Shape〕の3つのパラメーターを使ってコントロールします。
アナログシンセサイザーの基本的な波形を再現したオシレーターです。
【Wave】
矩形波からノコギリ波へ、そこから2つのノコギリ波へと連続的にモーフィングしていきます。
【Timbre】 矩形波ではパルス幅が変化し、2つのノコギリ波ではそれぞれの位相が変化します
【Shape】
サイン波のサブオシレーターのレベルが変化します。
ヴァーチャルアナログ系のオシレーターでオシレーターを重ねて厚みのある音を出すオシレーターです。いわゆるSUPER SAW的な音もかんたんに作れます。
【Wave】
つまみをまわすとノコギリ波(Saw)、矩形波(Square)、三角波(Triangle)、サイン波(Sine)を可変していきます。
【Timbre】
デチューン(ピッチを微妙にずらす)量を調節します。
【Shape】
デチューンした波形の音量レベルを調節します。
ウェーブテーブルは80年代初期に登場した短いサンプルのデジタル音源でループの読み出し位置をコントロールすることによって独特の質感を得ることができるオシレーターです。
【Wave】
16種類の波形から1つを選びます。
【Timbre】
1波形内の32種類のサイクル(Position)をブラウズします。
【Shape】
ウェーブテーブル波形にコーラス効果がかかります。
倍音をミックスすることによって豊かな音色変化が得られるオシレーターです。
【Wave】
Waveノブを回すと倍音構成やそれぞれのレベルが変化します。ノブを高い値にするほど倍音が豊富な音になります。
【Timbre】
Timbreノブを回すとサイン波から三角波へとモーフィングします。波形が変わることで音色も変化します。
【Shape】
オシレーターの音にコーラスがかかります。
楽器の物理的な特性をデジタル技術で再現するフィジカルモデリング音源です。
【Wave】
音の鳴り始めの部分での弓の量を調節します。この量が多いと持続音になり、弓の量がなく打撃だけの場合は減衰音になります。
【Timbre】
レゾネーター(共進)を叩く位置と強さを調節します。弓の部分の音は変化しません。
【Shape】
レゾネーターの減衰をコントロールすることでレゾナンスの量を調節します。
ARTURIA MICROFREAK アートリア マイクロフリーク 操作方法
ARTURIA MicroFreakはオシレーターが11種類もあるので慣れてない方は戸惑うかもしれませんが各オシレーターは3つしかパラメーターがないのでそこでどういう変化をするか理解していれば問題なく使えると思います。
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^