0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
ArturiaさんのV-Collectionにも収録されている
プラグインCMI Vの動画連動ブログです。
という初期のデジタルサンプラーを
プラグイン・ソフトウェア化したものです。
今回はARTURIA CMI Vの【SEQUENCER】の
基本的な操作についての解説です。
Fairlight CMIには「Page R」というシーケンサーがありました。
ARTURIA CMI Vは
Fairlight CMIの「Page R」をベースにした
10のサウンドスロットにそれぞれ
32ステップ+8パターン
のシーケンスを作成可能【SEQUENCER】機能があります。
今回は【SEQUENCER】にドラムのパターンを打ち込むので
【BROWSE】で各スロットにサンプルを読み込みます。
【SEQUENCER】でパターンを打ち込むには
任意のステップで左クリックします。
クリアーしたい場合は右クリックします。
ノートはC3(ド)で打ち込まれます。
…打ち込みしてみたらサンプルが全然違うサウンドでした(^^;
【SEQUENCER】では打ち込むだけだと
C3のノートで打ち込まれるので
読み込んだサンプルをC3にルートキーを設定します。
【TUNE / MAP】で【SLOT MAP】〔Root〕で合わせるか
直接ドラッグで任意のキーにルートキーを設定することが可能です。
↑こちらの方が楽でした。
通常1ステップC3で打ち込まれます。
【NOTE EDIT】
〔Velocity〕ステップのベロシティ(強弱)の値を設定します。(1~127)
〔Note〕ステップのノートを設定します。
〔Duration〕ステップの長さを設定します。
MAC : Option / Windows : Altキーを押しながら
ステップを移動するとそのステップをコピーすることが可能です。
ステップの横側にポインターを持っていくと
→が出るのでそのまま右にドラッグすると
〔Duration〕(長さ)の変更が可能です。
ステップの横側にポインターを持っていくと
↑が出るのでそのまま右にドラッグすると
〔Note〕の変更が可能です。
こっちの方が感覚的に打ち込みできる感じですかねー。
Arturia CMI Vの【SEQUENCER】は8つまでのパターンを作成して
連結して再生することが可能です。
【PATTERN SELECT】
〔Swing〕値を高くすると演奏が揺れてノリを出します。
〔Polyrhythm〕スロットごとに鳴らすステップ数を変更することが可能です。
これにより「ポリリズム」効果を生み出すことができます。
〔Reset〕〔Polyrhythm〕を設定したときのみ有効なパラメーターでリセットするステップを設定します。たとえば「8」に設定したらステップ8にいったらリセットされてステップ1からの演奏になります。
〔Copy〕パターンをコピーします。
〔Paste〕〔Copy〕でコピーしたパターンを貼り付けします。
【PLAY MODE】でシーケンス再生方法を設定します。
【PLAY MODE】
〔Start〕シーケンスを再生します。
〔Stop〕シーケンスの再生を止めます。
〔Note On〕接続されているMIDI機器のノートで再生がはじまります。
〔Midi Start〕接続されているMIDI機器の再生に合わせて再生がはじまります。
〔Sync〕DAW等のホストアプリケーションと同期をオンにします。
〔Rate〕シーケンスのはやさを設定します。〔Sync〕オン時は符割りを設定します。
適当に打ち込みしただけでもザ・80sという感じになりました♪
…でも狙ったフレーズなんかを打ち込むのはちょっと面倒です(^^;
あとステップ自体には和音の入力はできないので
和音の演奏をしたい場合は
同じサウンドのスロットを複数用意して
スロットごとに打ち込んで和音を鳴らす
といった感じになります。
今回のCMI Vの【SEQUENCER】機能については
見にきていただけるとうれしいです^^
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。